第9回大津ジャズフェスティバルに出演させていただいた。10月15日、琵琶湖ホテルのバー桃山にて、高寺和美クインテットとトリオnuage、計2ステージの演奏をした。
今年は、あいにくの雨天となってしまった。天気が良いと、本当に美しいジャズフェスティバルであるだけに、残念。
さて、会場に到着して、まずは高寺和美クインテットのセッティングを開始。と思ったら、会場に設置されているはずのギターアンプが、ない!スタッフさんが慌てて調整に走ってくださる。と思っていたら、こんどはキーボードの電源ケーブルが、ない!またスタッフさんが走ってくださる。とりあえずギターはDIに接続してなんとかセッティングできたが、キーボードの電源なしは、どうしようもない。「フェスティバルにハプニングはつきもんですねぇ」などと皆で笑っていたら、15分ほどして別のキーボードが到着。すごいな。
セッティングが完了して、演奏開始。
- Unit Seven
- Triste
- Nica’s Dream
- Moose the Mooche
時間もおしてるし、ギターソロは短めにした(何コーラスも聴かせる自信がなかったという面もある。最近、ミョーに緊張するのよね)。
次のバンドを挟んで、こんどはギタートリオnuage。ギタートリオだから、緊張するのよねー。緊張しながらセッティング。今度は、ちゃんとRolandのアンプが到着していたので、余裕をもって音出しのチェックまで完了。El Capistanの調節もOK。よし。
- Bernie’s Tune
- It Could Happen to You
- Haifa
- O Grande Amor
- Looking Up
なんとか弾ききったという感じ。最初2曲は、わかりやすいだけに緊張した。Haifaは、既に何度か人前で演奏したが、今回がベストテイクだったかも。今回のステージで不出来だったのは、O Grande Amorかな。4 Barsでズレておかしくなってしまった箇所があり焦った(おそらくバレバレだった)が、Stan Getzを真似たアウフタクトでのアトテーマ入りはなんとかOK。初めてステージで演奏したLooking Upも、どうなることかと心配したが(じゃあ練習しろって)、意外にイイ感じだった気がする。
両ステージとも、満席で立ち見のお客様も多数。ありがとうございます。このサイズ、なんか演奏しやすいし、お客様との距離感も適度で、とても好きだ。スタッフの皆さんも、本当にありがとうございました。
家族と一緒に少し遅めの昼食をとり、同じバー桃山に戻って、村瀬智美&トリオカズミのライヴを鑑賞。それにしてもこの会場、なんか気に入ってしまった。外は、雨が止んでいなくて、琵琶湖の景色も少し寂しい感じ。でも、今頃言うけど、私、雨が好きなのよね。雨を眺めるのは、イイ。
さぁ、次のフェスティバルに向けて、練習、練習。