菅野義孝&馬場孝喜@モンゴメリーランド

池袋のモンゴメリーランドで、菅野義孝&馬場孝喜デュオライヴ。菅野師匠の演奏を聴くのは数年ぶり、馬場氏の演奏を聴くのは初めて。これはもう、めっちゃ楽しみにしていたライヴ。

地図を見ながら歩いて、開演少し前に会場に到着。馬場氏はセッティング完了している模様。一番前のかぶりつき席を確保してワインを注文し、落ち着く。というか、知らない人ばかりなので、落ち着かん!まぁそんなこんなでゆっくりしていると菅野先生登場。久しぶりですねぇと少し挨拶。

時間になって開演。全く打ち合わせ無しのデュオライヴ、菅野先生が弾き始めたのはIt Could Happen to You。曲名を言わずにルバートでイントロ風のフレーズを弾いてテーマに突入するやり方、2曲目以降もほとんど同じスタイル。スタンダードとバップチューンをどんどんエキサイティングに弾いてゆく。菅野先生のヴォーカルはPaul Simonの50 Ways to Leave Your Loverだったが、ちらっとコード進行だけを聞いた馬場氏のソロの凄いこと。なんでそんなことができるかなー。

菅野先生の175は、いつも通りのジャズギター王道サウンド。スモークの香りすら感じる。いつも通り、アンプ直。馬場氏のWestville、これがまたすごくいいギターで、まさに現代のジャズギターが進む方向を指し示すかのようなサウンド。明るい音色を基調としながら、ふくよかな響きも湛える。たまりませんな。俺も欲しい!というか、楽器がいいんじゃなくて、弾き方なのよね。実際、右手のタッチでサウンドをコントロールしているのがよくわかったし。弘法は筆を選ばず。

終演後に馬場氏とも少し話したのだが、バカテクなギタリストなのに何とも丁寧でナイスな方で驚いた。これまでにCDやらYoutubeですごい演奏をよく聴いていたから、もっとクセがあるミュージシャンだと思っていたが、こんなに爽やかな人だとは。

物凄い刺激を受けた。よっしゃ今週末は練習強化!

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