高槻ジャズストリート出演

第19回高槻ジャズストリートに高寺和美クインテットで出演させていただいた。関西でも最大規模のこのジャズフェスティバル、出演するのは初めてである。5月3日~4日のイベントで、二日目に出演させていただいた。

電車で高槻駅に到着し、まずは友人のバンドSMK(セルジオ・メンデスのトリビュートバンド)を聴く。駅から少し遠い。というほどではないのだが、ギターとアンプを持って、のろのろと歩きながら会場へ。道中、いかにもフェスティバルという雰囲気で、あちこちから演奏が聞こえてくるわ、食べ物のいい香りがしてくるわ、で楽しくなってしまう。

SMKの演奏会場は「り’あさ」。とても快適な明るい空間で、ゆったりとブラジル音楽を堪能。

終演後、自分の出演会場のpike(ピケ)へ。チーズケーキが有名なカフェ。既に前のバンドの演奏を聴いたと思われるお客さんで満員。サックス寺田さんと合流し、ぎゅうぎゅうに詰めて座る。昼食としてトルティーヤセットを注文し、くつろぐ。ステージがやや小さめなので、さてどのようにセッティングしたろかいな、と思案。そうしているうちにメンバが続々と到着、最後にドラムの搬入をして、ぼちぼちセッティング開始。

ギターの足元はいつものZT LunchboxとEl Capistan。ステージ下のカホンに腰かけて演奏することにした。ボリュームは最大。お客さんがどんどん入ってきて超満員の状態になり、賑わってきたのでこれくらいの音量でちょうど良い感じ(だと思う)。

  • Nardis
  • Old Folks
  • Seven Steps to Heaven
  • Giant Steps
  • A Night in Tunisia

Nardisは、いつもソロで何を弾いたらいいのか、困ってしまう曲である。みんな、何を弾いてんの???とりあえずEl CapistanのMIXを高めに設定して、浮遊感を強めに出してお茶を濁すの術。濁せたのかどうか不明。

Old Folksは、前半AAをギターで。El Capistanの設定をNardisのままにしていたので、ややエコーがきつい。ルバートソロっぽく弾いていたので、8小節弾いたところでMIXを少し弱めに調整。

Seven Steps to Heaven、やはり速くて大変。

Giant Stepsは、ボサノヴァ風に演奏したのだが、スタート時点で既に速いぞ。コルトレーン・チェンジにはまだ馴染めないが、ひとまず弾いた。

会場のお客さんがものすごくノリが良く、熱気がすごい。演奏も盛り上がった。終演後に、お客さんの若い女性から「これは、クラシックギターですか?クラシックギターのような音だったので」と言われた。うーん、やはりクラシックギターの音の出し方が身に付いてしまっているようだ。

用事があったので、片付けた後は早々に帰宅。とにかく街中がジャズ一色になっており、まっすぐ帰るのはいけないことのように感じつつ・・・

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