脱力

京都府に引越し、まだまだ荷物の整理もできていないが、ギター練習。
速いフレーズに対応できるようになるための練習として、どうしても力みがちな右手の脱力を意識。左手も余計な力が入っているような気がするので、今後の課題としよう。

菅野義孝ジャズギターワークショップ

本日、ジャズギタリスト菅野義孝氏によるワークショップが京都で開催されたので、参加してきた。Jazz Guitar Bookに連載の「目からウロコ」講座のワークショップ版といった内容で、今回のテーマは「アドリブ」「リズム」であった。

アドリブについては、II-V-Iにおけるトニック(I)のアドリブ術などをレクチャ。また、リズムについては、ジャズにおいて最重要のテーマであることを強調しつつ、どのように練習してゆけばよいかの解説をされた。その他、演奏中の気持ちの持ち方など、ジャズを演奏する上での基本的かつ重要なことを解説され、非常に勉強になった。

受講者は9名。受講する側にとってはちょうどよいくらいのサイズ。すぐに受講者全員の名前を憶えられた菅野氏から受講者に問いかけながら和気あいあいと進められた、充実したワークショップであった。

後半は、ソロギターライブとして、スタンダード曲をハーモナイズしてソロ演奏された。ギター一本での完全なソロは聴かせるのが難しいが、聴衆(受講生)を飽きさせずに1時間以上も演奏されたのは流石であった。

Miles Davis – Live in Montreal

Miles Davis - Live in Montreal [DVD] [Import]

ずっと買おうと思っていたMiles DavisのDVD”Live in Montreal”が激安で売られていたので、ついに入手。貫禄があって素晴らしいMilesだが、このライブにおけるJohn Scofieldがとにかくすごい。”Jean Pierre”のラストでのソロなど、シビれまくってしまう。何なんや、このギターは!?何弾いてんの!?ギターって、こんなにスゴいのか、こんなにかっこええんか!

田口悌治トリオ@Desafinado

今晩(もう日がかわってしまったので昨晩?)は、和歌山のDesafinadoにて、私の福岡時代の恩師である田口悌治氏のトリオのライブ。

メンバーは田口悌治(gt)、丹羽肇(b)、高橋幹夫(dr)、そして桜井ゆみ(vo)。スタンダードを中心に、田口先生のオリジナルも交えた選曲。

とにかく最高であった。ギターは曲によってギブソン175とラミレスを持ち替えての演奏であったが、いずれも素晴らしいのひとこと。安定した端正な音作りでありながら、情熱も感じさせる。盛り上がってきたときのハイテンションはとどまるところを知らず、こちらも思わず体が動いてしまう。あらためてシビれまくった。

ベースの丹羽氏も、相変わらず、心底楽しそうに演奏するプレイヤーである。朗々と歌うベースソロなども、めちゃくちゃ心地よい。

ドラムの高橋氏の演奏は初めて聴いたが、やはり安定したリズムを刻みながらも、ソロなどは激しく盛り上がり、めちゃくちゃ楽しい。

ヴォーカルの桜井氏も初めて聴いたのであるが、コテコテのジャズにとどまらずビートルズやラテンまで、いずれもぞくぞくするような素晴らしい歌唱。

2部構成であったが、盛り上がって一気に聴いてしまった。聴衆全体も興奮気味で、本当に楽しいライブであった。

マイルスを聴け!

週末に買い物に出かけたら、いかにも奥さんや子供の買い物を待ってる感じのちょっと年配のおっちゃんが、ベンチに腰かけて一生懸命読んでる本が中山康樹「マイルスを聴け!」ではないか。なんか、ジャズが生活に浸透してるな~って雰囲気で、嬉しい気分。

マイルスを聴け!〈Version8〉 (〔双葉文庫〕) マイルス・デイヴィス―ジャズを超えて (講談社現代新書)

「マイルスを聴け!」もいいけど、私は同じ著者による「マイルス・デイヴィス-ジャズを超えて」が好きである。8年か9年ほど前に買ったのだが、いまだに時々取り出しては読む。非常に読みやすく、面白く、そして読後はマイルスを聴きたくなってしまう。

楽器を持たずにジャズギター練習

本日も、通勤電車の中はひたすら頭の中でDrop 2のコードをプレイ。基本形、第一~第三転回形のDrop 2でポジションをなるべく変えずにスタンダードを一曲を弾き切ってみたり、トップノートを変えずに弾いてみたり。しかし、やはり音を出しながらでないと、ヴォイシングの勉強にはならへんなぁ、これ。

Chords and Progressions for Jazz and Popular Guitar (Guitar Books)

これは、Bob Sneider氏のレッスンで使用していたコードの教本。当時は、コードを形のみで憶えるということをしていたのだが、それでは応用がきかない。最近になってあらためて転回形とかオープンコードとかを整理して、頭の中がだいぶすっきりしてきたし、いろんなポジションでのプレイができるようになってきた。うーん、今頃になってやっと、基礎の基礎を勉強してるということですわな。情けない。

楽器を持たずにジャズギター練習

なかなかギターに触れる時間が取れないのだが、通勤時間などでもギター練習はできる。

クラシックギター奏者のDavid Russellがウェブサイトで「人前で演奏する曲は全て、頭の中でも演奏できるようにする。待ち時間などを利用してこの練習をする」と述べている。当然といえば当然のことなのだが、ズボラな私はクラシックギターにしてもジャズギターにしても手癖でなんとなく済ませてしまう(済まなかったりすることがしばしば)ので、これは肝に銘じておくべきことである。

今日の通勤時間は、頭の中で、スタンダードのコードをDrop 2のヴォイシングでさっと押さえられるよう練習。とりあえず、基本形のDrop 2で、1~4弦を使う形。転回形や、他の弦を使う形も全て通勤時間に頭の中で迷わず押さえられるまで練習する予定。ホンマは音を聴いて各ヴォイシングの音を確認しながら練習しなければならないのであろうが、仕方ない。

田口悌治 Moment’s Notice

Moment’s Notice

私の福岡時代の師匠である田口悌治氏のギタートリオによる作品。
メンバは田口悌治(g)、丹羽 肇(b)、高橋 幹夫(ds)。
リリースは2008年(今更のご紹介になりスミマセン)。

以前のリーダーアルバムではオリジナル曲の演奏が多かった田口氏だが、このアルバムに収録されている曲はジャズメン作曲のスタンダードが中心。

クリアでありながら暖かな音色、キレのあるリズム、爽やかな歌心。
安定したテクニックにより、とても心地よく聴ける素晴らしい演奏になっている。
まだ聴いていない人は、是非CDを入手して聴くべし!九州の人は、ライブに足を運ぶべし(活動の半分くらいは東京なので、東京でも聴ける)!

そして、関西在住のジャズファンに朗報。来る2009年9月、この作品と同じメンバによるトリオが関西にもやってくる!
9/18に神戸、9/19と20に和歌山にて、演奏される予定とのこと。これは行くしかないでしょう!詳細はウェブサイト参照。今から楽しみやー。

ジャズギター練習日記

本日は、まずメロディックマイナースケールの練習。例えば、Ab Melodic Minorを練習してから、あらためて同じ音列をG Alteredと意識しながら弾くと。またDb Lydian 7thであることも意識したいところだが、そこまで頭がついてこーへん。

あとは、基礎的なコードトーンの練習。以上、全てThere will never be another youのコードで練習。

End of the World/Nice Girls Don't Stay for Breakfast

Julie Londonの2枚のLPを1枚のCDにしたもの。このうち、「nice girls don’t stay for breakfast」にThere will never be another youが収録されている。ゆったりしたテンポで、Julie Londonらしさムンムン。

ジャズギター練習日記

久々にジャズギター練習。

There will never be another youのコンピングを練習。ソロも重要だが、やはりコンピングがしっかりできるかどうかが、ジャズのセッションにおけるギターの存在価値を左右すると思うので・・・

テイク・テン

コンピングといえば、Paul Desmondの「Take Ten」におけるJim Hallの演奏には一時期、ハマってしまった。Paul Desmondに寄り添うような絶妙なリズム、フレーズ、ハーモニー。たまらん。

とはいいながら、ソロの基礎となるコードトーンも複数のポジションで練習。