竹田一彦 Just in Time

Live at Just In Time

大阪での師匠、竹田一彦氏によるアルバム(2009年1月リリース)。

メンバは竹田一彦(g)、安次嶺悟(p)、井上幸祐(b)。

 

竹田氏といえば、日本のジャズギター界の大御所であり、このアルバムでも72歳とは思えない素晴らしい演奏を聴くことができる。

心地よいスウィング感、Gibson Jonny Smithから紡ぎ出される渋みのある音色、流れるような歌いまわし・・・聴き入ってしまいまう。ピアノとベースも、でしゃばり過ぎず、かといって控えめでもなく、絶妙な存在感で一つの空間を作り出している。ライブ会場にいるかのような感覚で一気に聴き、最後はSmileのしっとりとした演奏、もううっとりするしかない。

 

まさにジャズギターかくあるべしという、ひとつの理想形だと思う。

Gene Bertoncini

ディスクユニオンの通販で入手したWayne Shorterの「Odyssey of Iska」、メール便で届いたので早速聴いてみた。うーん、独特の空気を感じる。

さて、このアルバムでギターを演奏しているのが、知る人ぞ知るGene Bertoncini。このアルバムではエレクトリックなサウンドで演奏しているが、このギタリストはどちらかというとアコースティック(ガット)ギターでジャズを演ることで有名である。

私は2003年の夏に、当時住んでいたNY州RochesterでBertonciniのコンサートを聴きに行ったのだが、そこでの彼のガットギターソロは、正直言ってあまり楽しめなかった。ガットギターでのソロなら、純粋なクラシック奏者の方が楽しめると感じたのだった。後半、アーチトップに持ち替えてジョビンのWaveなんかを演奏してくれたのは楽しかったのだが。

その週の金曜に、行きつけだった映画館Little Theatreのカフェに行ってみたらBertonciniのライブをやっていて、「何が聴きたい?」みたいなことを客に聞きながらサロンコンサート的な演奏をやっていて、気さくな雰囲気が好印象だったのだが、やはりガットギターソロは好きになれず、早々に席を立った記憶がある。

で、今回入手したOdyssey of Iskaである。ガットギターではないのだが、音楽的な響きや歌い回しは、ガットギター演奏時と同じ、まさにBertoncini。しかし独奏ではなく、ジャズ的なアンサンブルの形で演奏しているため、楽しんで聴くことができる。あまりバカテクでなく、ややもつれているところも、なんか嬉しい(笑)。このアルバムの演奏で、Bertonciniが一気に大好きになったというわけではないが、興味がわいてきた。また、気が向いたら別の演奏も聴いてみよう。残念ながら、Youtubeで見ることができる演奏では、あまり好きなものが見つからなかったが。

PHOTO MICHAEL G. STEWART

Odyssey of Iska

廃盤となっていて入手が困難なWayne Shorterの「Odyssey of Iska」の中古CDを、ディスクユニオンのサイトの在庫検索で発見。価格も良心的だったので、迷わず注文しました。届くのが楽しみ。

Odyssey of Iska

コルトレーン・コルトレーンでリクエストして聴かせてもらって、その不思議なサウンドが印象的だったのですが、なかなか中古CDショップなどでは扱っていなかったし、amazonの出品ではやや高めの値段がついていたので、今回の出会いはなかなか嬉しかったです。

以前、内田康夫のデビュー作「死者の木霊」の初版本をインターネットの古書店で発見し入手して、それ以来、レアものを見つけた時の興奮にハマってます。

Bob Sneider and Jake Shimabukuro

Rochester International Jazz Festivalのジャムセッションで、今年も師匠のBob Sneider氏がホストをつとめたようですが、毎晩のセッションのうちJake Shimabukuro(ウクレレ)とのセッションの動画がYouTubeに投稿されていました。
Jake Shimabukuroのソロをメインにした動画のようなので、Bobのソロはあまり聴けませんが、会場の盛り上がり具合が伝わってきて、めちゃくちゃ興奮します。

ギター修理完了

ショップに依頼していたギター修理が完了。断線が原因だったとのこと。よし、これでまたしっかり練習しよう(アンプ持ってないから、普段は生音でしか練習してないけど!)。

修理を依頼したショップ「ギターライフ」は、九州でトップクラスの職人である岡正風(おか まさかぜ)氏の店です。店の外観と連絡先は次の通りです:

福岡市南区高宮3丁目22-25クレセントハウス102
TEL 092-534-8500
FAX 092-534-8501

ギター修理

アンプに接続しても音が出ず、切り分けた結果、ギター本体がおかしいというところまでわかったので、昨晩、ギターライフさんにギターの修理を依頼。ジャックがおかしいとのことで、預けることになりました。早く治って帰って来いよ〜

Rochester International Jazz Festival

私が以前住んでいた米国ニューヨーク州ロチェスターでは、今年もRochester International Jazz Festivalの時期がやってきた模様。6月12日~20日の期間、DowntownのGibbs St.周辺はジャズ一色に染まり、盛り上がるのです。ええなぁー、また行きたいなぁ。

今年もDave Brubeckが来るらしいし、ギター関係ではBill FrisellやPat Martinoなどが来るそうな。私の師匠Bob Sneiderも地元の顔として今年も毎晩ジャムセッションを演る予定らしい。

2004年のフェスティバル時の様子ですが、載せてみます。Gibbs St.の雰囲気と、特設演奏会場の1つ、そしてチューニング中のMike Stern。

あと、今、Lilac Festivalの時期。今年もライラック綺麗に咲いてるんやろなー。

レッスン

久々にレッスン受講。課題曲There will never be another youのテーマ、コンピング、ソロ。

テーマは、クラシックのノリで弾いてしまっているのでジャズらしく聴こえないとの指摘。テンポ120くらいならやりやすいが、100で弾こうとすると、どうしても走ってしまう。しっかりジャズのノリで演奏すれば、ちゃんと弾けそうである。自分の中にあるノリの感覚を変えなければならない。練習しよう・・・

コンピングは、4声がきっちり鳴っていない時がある、との指摘。腕で弾こうとしているのが一因とのこと。その他、いろいろアドバイスをいただいた。

ソロは、ノリが途中から良くなってきたらしいが、逆にノリが悪い時もあったということ。ソロについては、Pat Martinoのマイナー・コンバージョンの考え方なども含めながら、いろいろとアドバイスをいただいた。練習しようっと。

録音した自分の演奏を聴いていると、あまりのノリの悪さにがっかりする。やはりしっかり歌うことが最大の課題であるように思う。

ジャズギター練習日記

Band in a Boxを使って、There will never be another youのアドリブ練習。ゆっくりめのテンポで。コード進行を見ながらだとロストしないのだが、フレットなどを見ながら弾いていると、わりとすぐにロストしてしまいがち。あかんなぁー

連日のように練習しているメロディックマイナーを、10小節目のDb7でDb Lydian 7th(Ab Melodic Minor)として弾いたり、13、14小節目のF7でF Lydian 7th(C Melodic Minor)として弾いたりしている。