ジューンベリー

この2、3週間で、一気に庭の花が賑わってきた。これはシンボルツリーのジューンベリー。昨年の秋に植えたものなので、どんな花が咲くのか楽しみだった。白くて綺麗。

ブルーデイジーとマーガレット

まだまだ寒い日が続くが、もう一応は春やし、そろそろ花壇を盛り上げようかなと思い、行きつけ(?)の園芸店へ。ブルーデイジーの色と品の良さに一目惚れし、思わず買ってしまった。斑入りの綺麗な葉のタイプ。あわせて白のマーガレットも入手。しかしこれら、花壇に植えてしまうと冬を越すのが大変そうなので、結局、プランターに植えることにした。

開花しているブルーデイジーの本数が少ないので、ほとんどマーガレット中心に見えてしまうなぁ(ちと残念)。この画像では特にそう見えてしまうな。しかしブルーデイジーも蕾がたくさんあるので、もうすぐどんどん咲いてくれるんじゃないかな。

ということで、花壇にはまだ空きスペースがあるので、また何かいい花を見つけてこなくてはならん。

長谷川きよしライブ@RAG

以前からずっと聴きたいと思っていた長谷川きよしのライブに行った。長谷川きよしはシャンソンをベースとする歌手であるが、弾き語りのギターも、とにかくすごい。技術的に巧いということよりも、聴く者の心を揺さぶるのだ。グルーヴがあるのだ。歌とギターが一体になって、心の叫びを絞り出すのだ。とにかく一度、ライブに行ってみたいと思っていたというわけだ。

ライブは、2011年3月22日(火)、京都RAGにて。メンバーは、林正樹(pf)、仙道さおり(per)。

仕事を終えてすぐに会社を飛び出し、京阪電車で三条へ。RAGに行くのは初めてだったが、三条駅から近く、とても便利なロケーション。

席はどちらかというと後ろの方だが、それほど大きな会場ではないのでステージから遠いわけでもない。十分によく見える場所。客数はざっと50~60人か。仙道さおりファンのオジさんが少なくない模様。動機が不純だぞ、おっちゃんら。でも私も仙道さおりのパーカッションには興味あるぞ(苦笑)。

ワインとサラダを注文し、開演まで待つ。時間になると、私の席のすぐ横をプレイヤー達が通過。え、長谷川きよしって、こんなに小柄で華奢だったのか!弦をしばき倒すかのようなギター演奏と朗々と美しい歌唱から、何となく、もう少し大柄な人を想像してた。

プログラムは、シャンソンやサンバ、自作の曲などバラエティに富んだものであったが、いずれも長谷川きよし節の甘く美しい声での歌唱であった。「別れのサンバ」「灰色の瞳」などの有名曲も披露。途中、プログラム紹介を間違えて紹介するなど、微笑ましい場面もあったりしながら、休憩をはさんで2ステージ、計2時間半くらいのライブであった。

もちろんMCもあったのだが、話し声が、これまた若くて綺麗なのである。歌声が綺麗な人は、話し声も綺麗なんやなぁ・・・

やや残念だったのは、ピアノとの音量のバランス。ピアノが主張しすぎのように感じた。また、長谷川きよしのヴォーカルもPAを通してのものであり、生の声とは質が異なっており、ちょっと残念。仕方ないのかな。

40年。まだこれがベストではない。長谷川きよしライヴ・レコーディング。

1969年に「別れのサンバ」でデビューし、もう40年。まだこれがベストではない、とのこと。これからも、その魂のギターと歌唱を聴かせてほしい。私も、成長し続ける人間でありたい。

会場を後にし、久しぶりの木屋町通やし、高瀬川沿いを四条までぶらっと歩き、四条から帰途についた。

仮面ライダー

誕生日祝いとして、義兄から、仮面ライダーのフィギュアをいただいた。劇場版の仮面ライダーTHE NEXTの1号(左)と2号(右)。

昭和のオリジナルの1号や2号とはちょっと異なるデザインであるが、初期の仮面ライダーのちょっと怪奇な雰囲気を復活させた感じであると思う。

各関節の自由度が非常に高いので、多彩なポーズが可能。ガラス戸棚の中で飾っておこう!

「オペラ座の怪人」本番終了

予定通り、子育てママのアカペラサークル「Twinkle Tweety」のステージに臨時男声パートとして参加させてもらい、「オペラ座の怪人」メドレーを歌ってきた。

2011/03/13(日)14:00~、パセオダイゴロー(京都市)のステージにて。

マントとマスクを着用して登場し、4曲のメドレーを歌った。実感として「喉を絞って声を出してる」感があり、もっと訓練すれば腹から良い声を出せるんじゃないかと思うが、まぁ、自分としては何とか合格点の出来だ(ということにしとこ)。カラオケ以外で歌うのは大人になってからは初めてであるが、練習も含め、かなり楽しかった。

最後に子供たちをステージに上げて皆で「ドラえもん」主題歌を歌ってコンサート終了。メンバーの皆さん、お疲れ様でした。

田中星児「歌の楽園」

ひよこさんから情報をいただき、BS Japan「歌の楽園」で田中星児さんを見た。テーマは「ジョギング」。田中星児さんの曲はやはり「ビューティフル・サンデー」であり、個人的には別の曲を歌ってほしかった思いもあるが、やっぱいいね、田中星児さん。番組の終了直前に司会との会話があったのだが、その時の声が、とても綺麗で、「ええなぁ~」と感じた。歌のお兄さんは、いつまでもお兄さんなのだ!

北口功ギターリサイタル

予定通り、北口功ギターリサイタルに行ってきた。2011年3月6日(日)、茨木市生涯学習センター「きらめきホール」にて。

会場の「きらめきホール」は、非常に綺麗で音響も良く、とても感じが良い。

通常なら3000円とか4000円とかしそうな内容が無料で聴けるのだから、なんか不思議な感じがする。ええんかいな~

定員478人のホールが、満席。「事前予約が必要」だったので私も家族分の予約をしていたのだが、リサイタルの数日前に満席となったとのこと。

家族揃って会場に入り、席に座っていたら、学生時代のギター仲間が現れて、驚いた。私の妻の大学の先輩でもあるので、呼び止めて、強制的に隣に座らせて久しぶりに会話した。計算すると、会ったのは18年ぶりか!?今では二児の母になっているとか、ご主人の転勤で今は関西に住んでいるとかの話を聞いたり、こちらの近況を話したりで盛り上がってしまった。

さて、肝心の北口氏の演奏。以前よりもさらに熟成された、じわっと味が染み出すような印象。音の一つ一つを丁寧に磨き上げ、紡ぎ出すといった感じ。全体として、楽器(松村雅亘氏(2000年)作)をコントロールしつくし、松村ギターの力を最大限に引き出した演奏で、楽器と奏者が一体になって音楽を奏でているかのような感があった。

前半はソルの「魔笛」「グランド・ソナタ」およびバッハ「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番より」であったが、中でもバッハが白眉であったと思う。ミスタッチはあるにはあるのだが、滑らかに流れる旋律、「和声の本質に根ざした演奏」と評される音楽の進行。後半はシューベルト「白鳥の歌」より3曲と武満徹「12の歌」より7曲。シューベルトは滑らかな演奏で心地よく聴けたが、武満ではややミスタッチが増えてしまったという印象が残ったのは残念ではあった。

終演後、北口氏にも挨拶をし、会場を後にした。北口氏と知り合って約20年であるが、レパートリーの嗜好や目指す音楽の方向性は大きくはぶれないようである。直近十数年で、数々の歴史的名器を演奏したCDをリリースしたり、今回のリサイタルでは長年にわたり取り組んだレパートリーを松村ギターで演奏。この先、北口氏が独自の魅力を武器に、どのような新しい世界を切り開いて行かれるのか、楽しみである。

Jazz Conversation with Jim Hall

YouTubeにJim Hallへのインタビューがあったので、見てみた。米国のLibrary of Congressの動画で、インタビュー日は2009年3月20日、インタビュアーはLarry Abbelbaum。いろんな話をしており、面白い。

  • Sonny Rollinsと今でも親交がある(自身の入院中に電話がかかってきて40分も話したとか)
  • 自分の作品については、昔のものは聴くが、最近のものはあまり聴かない
  • ギター作品はあまり聴かないがJulian Lageなどは聴く
  • バルトークが好きやねん など

Jim Hallに限った話ではないが、語り口が、演奏と似ている気がする。Jim Hallの場合、沈黙があるのだ。時々、質問への回答の途中でふと止まっているように見えて、実は言葉を選んでいたようで再び話し始める、ということがある。彼の演奏において、休符が特別に長いわけではないのだが、時に(音は出しているのに)沈思黙考しているような、あるいは何か修行僧のような印象を受けることがある。これが彼の語り口と合っているように思うのである。

晩ご飯です

遅い時間に帰宅したら、テーブルの上には、娘が作ってくれた食事が置いてあった(笑)。画像ではわかりにくいが、A5くらいのサイズのままごとセット。

おかずは、海老フライと、左奥のスパゲティ(!)。デザートは、右方のケーキと中央奥のプリン(!)。

では、いただきます!