第5回大津ジャズフェスティバル出演

Ojf2013第5回大津ジャズフェスティバルに出演させていただいた。フェスティバルの2日目、会場は大津のジャズ中心地、マイルストーンさん。コーヒーも、食事も、美味しい店なのだ!

今回は、ベース川村さんとのデュオ。ベース&ギターというのは、やはりプレッシャーを感じる編成ではあるが、練習してみると、とても気持ちいいフォーマットだ。

前日から、ベースを我が家で預かったりなんかして、盛り上がる。当日、会場までの道を車で先導していたはずの私が道を間違えて、川村さんに迷惑をかけてしまった。何とか会場に到着し、楽器や機材を搬入。一組目が音響のチェックをされていたが、なんやかんやで協力いただき、車をコインパーキングに運ぶ。

一組目を聴きながら、川村さんとうちの家族とでサンドイッチ&コーヒー。ちょっとストロングなコーヒーが、ジャズにはぴったりだ。この時点で既にマイルストーンはお客さんで満員。かぶりつきの特等席で楽しんで聴いた。

さて、一組目の演奏が終わり、セッティング開始。一組目のギター「くまちゃん」がアンプを貸してくださることになった。私と同じZTでサイズもほぼ同じだが、なんか、つまみが多い。シールドもどうぞ、とのことだったので、お借りすることに。なんか、セッティングしているうちにすぐに演奏開始の13時になった。

There Will Never Be Another You、Fly Me to the Moon、Misty、Bop-Be、There Is No Greater Love、Straight, No Chaserの6曲。MCも挟んだが、所定の40分に収まった。途中、Bop-Beのテーマで音が抜けてしまったり、ベースソロとギターコンピングがうまくかみ合わなかったりしたが、何とか弾ききった。

終わってから、お客さんの一人がギター見せて、とのことで少ししゃべったり、マイルストーンさんからはまかないのおにぎりと味噌汁をご馳走になったり、家族は続けて次のグループの演奏も聴いたり、でとても楽しく過ごした。一組目と三組目で演奏されていたくまちゃんとも知り合い、今度ギターデュオしましょうと声がけもいただいた。

まだまだ聴きたかったし、他の会場もゆっくり観て回りたかったが、今回は15時頃に会場を後にした。引き続き修行して、また大津ジャズフェスティバルに出演する!

高内春彦”JAZZ GUITAR CONCEPT”

JAZZ GUITAR CONCEPT(CD付) (jazz guitar book Presents)

高内春彦HARU氏の充実した教本(あるいは指南書?こういう本ってどう呼ぶんやろ?)、Advanced Jazz Guitarを読み終わった。内容が高度だったので消化不良の部分も多いのだが、また繰り返し読むことにして、今は、続編の「JAZZ GUITAR CONCEPT」を読んでいる。

この本では、プレイヤー兼コンポーザーだった巨匠をテーマとし、主にその作曲の観点からレクチャーが行われる。エリントン、ジャコ、ウェス、ショーター、マイルス・・・。すごいなぁ。前作同様、コードに関する考察とか説明が高度であり、それだけに味わい深い。ちょっとしたコード進行に対しても、「あぁこういう風に考えるのか」「こんなヴォイシングがあるのか」などと感心しながら読み進めてしまう。もちろん、ギタリスト向けの実践的な内容でもある。やっぱり難しすぎて理解できない部分も多々あるのだが、これは前作同様、今後繰り返し読むお楽しみとしてとっておこう。

これもまた前作同様であるが、巨匠との逸話や音楽に対する心構えなど、とても刺激的な内容が豊富で、読み物としても楽しめる。これだけの情報をコンパクトにまとめた本って、他にないよなぁ。

あと、付属CDの演奏が、すごくイイ。ギター&ベース、あるいはギターソロという編成で安あがりに仕上げたのかもしれないが(!)、演奏自体は素晴らしいグルーヴを感じさせる。ギターの息遣いというか、パワーというか、生命力みたいなものを強く感じる。

この人のライブに、行ってみたいなぁ。そして、この本で疑問に感じたことを、質問もしたいなぁ。

ジャズ・スタンダード・バイブル2

ジャズ・スタンダード・バイブル2 ~セッションをもっと楽しむ不朽の227曲 (CD付)

ジャズ・スタンダード・バイブル2(セッションをもっと楽しむ不朽の227曲)を入手した。「ジャズ・スタンダード・バイブル」の続編。

前作でカバーできなかった名曲がうまく網羅されており、これからかなり重宝しそう。この続編で取り上げられている素晴らしい曲目を見ていると、わりと充実していたはずの前作でも不十分だったのだと感じる。「えっ、この曲が前作に入ってなかったの!?」という驚きが多い。

「どスタンダード」で飽き足らないプレーヤーにとっては、この本は必携となることだろう。私も、この曲集を活用して、以前に練習した曲や知っているだけの曲などをどんどん弾き倒していこうと思う。

Kathleen Battle at Carnegie Hall

Kathleen Battle at Carnegie Hall
秋になると、どうしても聴きたくなる、このアルバム。Kathleen Battle at Carnegie Hall。1991年のリサイタルの録音だから、もう20年も前なのか。私は学生だった1994年頃にこの盤を手に入れ、ボロ下宿のラジカセで、キャスリーン・バトルの澄んだ、限りなく美しい声に聴き入ったものだ。おそらくそれが秋だったから、秋になると聴きたくなるし、聴くと京都の紅葉を思い出す。

冒頭は、テレビCMで一世を風靡した「オンブラ・マイ・フ」。CMで流行った曲に聴き入るのはなんか悔しいのだが、ここはやはりひれ伏すしかない。潤いをもつ歌声に包まれ、鳥肌が立つ。いきなり聴く者を圧倒してしまう、あるいは虜にしてしまう魔法の歌声、これはいったい何なのか。

その後もモーツァルトのアリアやラフマニノフ、最後の方には黒人霊歌(これがもう、最高のセンス)まで出てきて、もうやられっぱなし。

ステージ外での行動についてはわりとネガティブな話が聞かれるバトルであるが、このCDにおけるバトルは、ひたすらに優しい歌声で聴く者を魅了する。このCDを手にして20年たったこの秋も、やはり私はこれを聴く。