やはり本に囲まれていたい

相変わらずモノを減らすことに精を出す毎日。特に本は気を抜くとどんどん増えるので、心を鬼にして、再読する可能性が低いものは手放すようにしているのだが、本屋の磁力というのは半端なく、先日、買い物ついでに本屋に寄ったらこの本を見つけてしまった。カラテカ矢部太郎が本を読んでいる姿もとても幸せそうで印象的だが、パラパラと中身を見てますます本と本棚と本屋の世界に引き込まれてしまった。 “やはり本に囲まれていたい” の続きを読む

雲フェチ、勉強する

雲フェチな私だが、雲に関する本を買ったのはこれが初めてかも。まぁ雲自体に関する勉強をしたかったのではなく、雲の写真の撮り方のコツなんかを知りたかったのだが。

著者の村井昭夫氏は、写真を生業としている人ではないようなので、逆に、私のような素人にもとっつきやすい。雲を撮影するにあたって基本的なことが要点を絞って紹介されているし、細かいテクニックも色々と教えてくれるので、便利な本。生活感のある写真もわりと多くて、参考になる。 “雲フェチ、勉強する” の続きを読む

読書する時に聴きたい曲は?の結果がおもろい


ヤマハの読書する時に聴きたい曲は?のアンケート結果が自分にとってはとても不思議で面白い。ヤマハのアンケートだから、おそらくそもそも音楽が好きな人が回答している可能性が高くて、読書をする人の一般的な感覚とは異なるような気がするが、それでもおもろい。
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ゼロから作るDeep Learning

仕事で何かオモロいことをできないかと思い、こっち方面を勉強中。この週末から「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」を読み始めたのだが、これがもう、わかりやすくて面白くて、目からウロコ。平易な理屈を少しずつ発展させ、ディープラーニングがどのような考え方で動くのかが丁寧に解説されている。外部のライブラリなどを使わず、タイトル通りゼロから作るため、pythonでの実装がきっちり書かれており、実用性も高い。「読んだだけで終わり」にならないようにしたいな・・・ “ゼロから作るDeep Learning” の続きを読む

作家の住まい

「作家の住まい」。小説家や作詞家、デザイナーなど、創作活動をしていた人々の住まいを紹介する本。写真や間取り図に加え、家族のエッセイなどが紹介されている。いずれも、見た目はそれほど特別な書斎という感じではないが、それぞれにこだわりやポリシーがあったりして、面白い。

音楽好きにとっては、武満徹の自宅も特に興味深い。古いアップライトのピアノ、その横の書棚など、世界的なこの作曲家の仕事場がとても素朴であったことが印象的。でも、その作風と同じ雰囲気ともいえるか。

作家の住まい (コロナ・ブックス)

あぁ、久しぶりに武満徹、聴こうかな。クラシックギターの練習の調子が良くなってきたら、また武満作品も演奏してみよう。
武満徹:ノヴェンバー・ステップス

ミニ書斎をつくろう

ミニ書斎をつくろう (メディアファクトリー新書)
杉浦伝宗「ミニ書斎をつくろう (メディアファクトリー新書) 」を読んだ。

「ミニ書斎」というのは、著者による定義があるのだが、まぁ要するに小さい書斎、しかも男のための書斎というもの。本書では、具体的に「なぜ、ミニ書斎なのか」「ミニ書斎で何をするのか」「ミニ書斎をどこにつくるか」「ミニ書斎をどうつくるか」などが建築士の立場で述べられており、面白い。

ミニ書斎は、男の趣味のための空間であり、男が家族との接点を持ちながらも「籠る」こともできる場所。そこで趣味にそこそこ没頭することで、心をリフレッシュし、明日への活力を養うこともできる、というもの。

まぁしかし、そやね、男は書斎に憧れるし、そこそこ小さな空間に籠ることは心地よい。そこに書棚とか、好きなオモチャなどがあれば、本当に最高だ。この本では、あらためて、自分のそんな書斎への憧れを刺激されたし、自分でもミニ書斎をつくってみたくなってきた。

私自身は、趣味といえば音楽であり、まぁ書斎は持ってはいないが家の中でギターを練習したりする場所はある。リビングとして利用しているダイニングにも、自分の書棚として確保している場所があるし、自分の定位置もある。このブログもそこで書いている。これは自然発生して定着したミニ書斎なのだろう。これを発展させて、敢えてミニ書斎なるものを意識して設けたら、ひょっとしたら新しい世界が開けるのかもしれない。