フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか

フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか (新潮新書)
浦久俊彦「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」を読んだ。正月休みにぶらっと書店に行って面白そうだと思って買ったものだが、なぜ面白そうだと思ったのかは、忘れた(笑)。最近、物忘れがひどくて自分でも心配だ。ま、それはいいとして(よくない)。

この本は、フランツ・リストが女たちを失神させた秘密を分析した本ではない。キャッチーな書名を決めたのは著者なのか出版社なのかわからんが、女たちが失神したメカニズムについて直接的に解説された箇所は少ない(一応、分析されてはいるが、本書の中心テーマとしては扱われていない)。基本的には、この本はリストの生い立ちから晩年に至るまでの生き様を綴った、伝記のようなものである。

これまで、リストには、天才・鬼才といったイメージを抱いていたのだが、この本で描かれているリストは、史上最強のピアニストでありながらも、心優しく包容力にあふれた人物である。本書ではそれを印象づける様々なエピソードが紹介されている。ショパンとの交流も、あたたかな友情によるものであったと考えられる。

結局、ピアノが巧いだけではなく、心優しい人物であったリストが、女たちを失神させるほどの魅力を放っていたということなのではないかと感じる。

日本ではショパンに比べて、評伝が少ないリストであるが、そのリストについて多くの情報を与えてくれる本であった。

トニックフレーズ

トニックにおけるフレーズ、特に2-5から解決した時にトニックコードの3度とか5度とかに着地してフレーズを始めるクセが強くてマンネリになっていたので、そうではないフレーズを練習。ひとまず、9度からスタートするフレーズを。

手本は、やはりこれ。「続・目からウロコのジャズ・ギター」。

続・目からウロコのジャズ・ギター[実践編](DVD付) (jazz guitar book Presents)

 

白鵬のメンタル

白鵬のメンタル 人生が10倍大きくなる「流れ」の構造 (講談社プラスアルファ新書)
正月に、ぶらっと本屋に行ってぶらぶらと立ち読みして、結局、新書を3冊買った。最近、いろんな理由があり、本をあまり読まなくなっていたのだが、やっぱり書店でいろいろ見ていると、様々なものに興味がわいてくるもんだ。この「白鵬のメンタル」以外には「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」と「色彩がわかれば絵画がわかる」を買ったのだが、なんか自分の興味の対象に統一性はないみたいだ(笑)。ただし、最近、ビジネス書は全く興味がなくなり、買わなくなったな。

さて、この「白鵬のメンタル」、まあまあ面白かった。現在の大相撲界で最強の力士である横綱白鵬の強さの秘密は何なのか、について、白鵬のトレーナーである内藤堅志氏が分析したもの。論点がわりとシンプルなので、わかりやすい。大きなテーマである「『流れ』の構造化」が、自分にとって新しいテーマでありながら、ごく自然に理解できるものであった。特に重要視されている「感覚を言語化する」という観点に基づいて説明されているからだろう。白鵬という力士の強さが、いかにしなやかに生み出され、維持されているのかが理解できた気がする。

あとは、「運」と「流れの関係についても述べられており、これもまた納得。言い古されたことかもしれないが、運だけが良い人など、いない。

本書で述べられているいくつかのポイントは、David RussellのTips for guitaristsに共通している。”Always be ready”や”To play or not to play”などは、まさに本書での「運」の話や「自分の武器を知っている、うまくやれる時の感覚を自覚している」に通じるものである。やはり達人が考えていることには共通点があるようだ。そして、それらは一般人である我々の生活にも、すぐに応用できるものだと思う。

Pat Metheny Trio Live

12月あたりに、iPodに入れていたPat Methenyをたまたま聴いてみて、なんか久しぶりにハマってしまい、ヘビーローテーションで聴いている。特にこのTrio -> Liveは、ものすごいハイテンションで信じられないようなインプロヴィゼーションを聴かせる感動的なアルバム。10年以上前に入手し、以来、繰り返し聴いてきたものだ。2枚組だが、サウンド的にはDisc1の方が好みだ。

Trio Live

耳コピーもめんどくさいなと思っていたら(それがダメなんだが)、本棚に保管していたJazz Guitar BookのPat Metheny特集にこのアルバムのAll the Things You Areのコピー譜が載っていた。よっしゃ!・・・しかし、弾いてみても、なんか、全然雰囲気が出ない。やはり、Patのノリで弾かないと、音符だけを追いかけて猿真似してもダメなのであるなぁ。当然か。

jazz guitar book[ジャズギターブック] Vol.24 (シンコー・ミュージックMOOK)

最近のアルバムは持っていないけど、なんか新しいのも聴きたくなってきたなぁ。

2014年ジャズ目標

毎年恒例の、今年のジャズ活動の目標。

・ジャズフェスティバル出演
 昨年出演したびわこジャズフェスティバル大津ジャズフェスティバルに加え、できればあと1つか2つ、出演したいところ。当然ながら、演奏のレベルアップが必要。

・レパートリー拡充
 スタンダートやビバップ曲を中心に、レパートリーを増やす。セッションに行って、そこそこの曲なら何でもこなせるというレベルを目指す。それって何曲くらいおさえておけばいいのだろうか?「ジャズ・スタンダード・バイブル」の曲のうち、一般的に「特によく演奏される」とされる曲をピックアップし、そのうち自分が演奏したことがないものを数えたら約20曲。これらのうち、今年のうちに具体的にどの曲を演奏するのか、決めよう。

・アドリブ
 昨年、目標に設定して全く達成しなかった(恥)、「1週間に1フレーズ」をちゃんとやる。教則本や雑誌、CDなど、なるべく様々なソースからフレーズをコピる。
 シングルノート一辺倒にならないよう、コードソロ(って呼ぶんやろか?)も練習する。ソースは、「続・目からウロコ」やJim Hallコピー譜など。

・コンピング
 ネタを増やす。ハーモナイズドベースラインも練習。ソースは「続・目からウロコ」など。

・any key
 昨年に開始した、スタンダード曲などを即座にどんなキーでも演奏できるようにする練習。

昨年も感じたことだが、計画通りに間違いなく実行できる「仕組み」が必要。しかし、これがなかなか難しい。もうちょっと考えよう。