年始だから今年の計画などを宣言したりするかなぁ、とか思いつつ、懐古趣味な読書。「『FMステーション』とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記」(恩藏茂)。
今はジャズギター中心のサル君だが、趣味として音楽にアクセスし始めたのはFMステーションを読み始めた頃だったと思う。それまではフツーにテレビで歌謡曲を聴いたりするだけだったが、中学で同級生Gにこの雑誌を紹介されて買い始めたのだった。
“年始から、いきなり懐古” の続きを読むPractice, practice, practice!
年始だから今年の計画などを宣言したりするかなぁ、とか思いつつ、懐古趣味な読書。「『FMステーション』とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記」(恩藏茂)。
今はジャズギター中心のサル君だが、趣味として音楽にアクセスし始めたのはFMステーションを読み始めた頃だったと思う。それまではフツーにテレビで歌謡曲を聴いたりするだけだったが、中学で同級生Gにこの雑誌を紹介されて買い始めたのだった。
“年始から、いきなり懐古” の続きを読む20年ほど前に購入したONKYOのミニコンポのスピーカーが余っていて、活用したいと思っていたので、小型の廉価アンプを購入。FX-AUDIO- FX202A/FX-36A PRO。 “廉価アンプでONKYOスピーカー復活” の続きを読む
職場の仲間からプレゼントでEcho Inputをいただいた。こういう小さいデバイスは大好きなわりに、スマートスピーカーの類は使ったことがなかったから、これめっちゃ嬉しい。
早速、翌朝にセッティング。というか、やることはほとんどなかった。接続して、Alexaアプリで設定をするだけ。これで「Alexa」って呼びかけたら起動してくれる。ホンマかいな。いやホンマ。 “Echo Input 使い始めた” の続きを読む
フォーク大好きな私、村下孝蔵は当然、大好きなのね。夭逝した素晴らしいフォークシンガー、今もその美しい歌声はいささかも魅力を失わない。 “村下孝蔵「踊り子」のイントロが” の続きを読む
先週出席した忘年会が、最高に楽しかった。余興がイントロクイズで、ほとんどが昭和の歌謡曲だったから、大興奮。イントロクイズって、テレビではよく見るけど、これまで実際に回答者になったことがなかったから、余計に興奮だ。音楽が流れず、歌詞の冒頭を字面だけ見て答えるという形式で、意外に難しかったが、相当に正解をたたき出してチーム優勝。いい年したオッサンが真剣に「ハイ、ハイ」って叫んで挙手して他の出席者を差し置いて何曲も正解するのはあまりにみっともない姿だが、サル君は空気を読む気はないので、これでいいのだ、2018年。 “昭和歌謡な忘年会が最高であった” の続きを読む
ヤマハの読書する時に聴きたい曲は?のアンケート結果が自分にとってはとても不思議で面白い。ヤマハのアンケートだから、おそらくそもそも音楽が好きな人が回答している可能性が高くて、読書をする人の一般的な感覚とは異なるような気がするが、それでもおもろい。 “読書する時に聴きたい曲は?の結果がおもろい” の続きを読む
雲フェチな私だが、実は雨フェチでもある。雨の音を聴いたり眺めたりするのは最高に幸せな時間だ。災害は一切望まないが、とにかく雨はいい。 “雨の音を聴く” の続きを読む
D-Wifeのライブ。2016年1月23日、京都RAGにて。
D-WifeのリーダーであるギタリストGONJIさんは、私の初めのギターの師匠なのだ。高校入学と同時にギターをやろうと思った私は、当時住んでいた宝塚市のカルチャーセンターみたいなところで、このGONJI先生にクラシックギターを習い始めたのであった。なんと、30年前の話である!そして、3年間師事した後、私は大学に入学したタイミングでそのカルチャーセンターを退会した。
それから長い間、事情があってGONJI先生と顔を合わせる機会がなかったのだが、6年ほど前に、なんと20年ぶりに再会した。その時は路上イベントのPAを担当されていたので、今回のRAGでのライブが、本当に久々のGONJI先生の演奏を聴く機会となった。
さて、ライブは家族で聴きに行った。会場に入ったら、すぐに先生が気づいて来てくださり、挨拶。最近は顔を合わせていなかったのに、わかってもらえたというのは、すごいことだ。でも、先生も、20代の当時と、変わりないもんなぁ。「(習いに来てたのは)30年前やんなー」「そうですねー」などと会話。
ワインやつまみを注文して、飲食開始。早目に到着したから、演奏開始までにできあがってしまうぞ。そして、19時に1組目のバンドSalaが演奏。わ、若い。あとで聞いたところによると、(平均?)年齢21歳とのこと。すごいわ。
そして、2組目がD-Wife。GONJI先生の「明けましておめでとうございます!」という声でスタート。変幻自在なスタイルで、フォークやロック、ジャズなどを融合した楽しい音楽。そしてGONJI先生の軽妙なMCが、これまたええ感じ。ジャズをベースとするGONJI先生やキーボード一色氏のソロも、素晴らしい。GONJI先生の作曲は、曲名が意味不明で、おもろい。あっという間に1時間弱のステージが終了。
3組目も聴きたかったが、時間が遅いので、このタイミングで退出することにした。GONJI先生に挨拶して、帰宅。記録的な寒波により、路面凍結とか予測されてたわりには、大丈夫な感じで、普通に帰宅し、酒を飲んで、寝た。
いやーやっぱりGONJI先生は、すごい。今度、セッションで鍛えてもらおう!
ジャズギターデュオを聴いた翌日は、Pierre-Laurent Aimardのリサイタルを家族で聴きに行った。場所は京都コンサートホール。安い席はホンマに安くて、ものすごくお得感アリ。
Aimardといえば現代音楽であるが、今回のリサイタルは、最近取り組んでいるバッハ。その中でも今回は平均律クラヴィーア曲集第一巻。ちょうどCDがリリースされたところ。
京都コンサートホールは、最近ちょこちょこ行っている場所だ。ぐるぐると円を描くようにスロープをのぼって行く。途中の壁面には、古今東西の指揮者の肖像が飾ってあり、なんかワクワクする。
で、受付に到着。座席は、背後(ピアニストの左手側の2階)なのだが、ちょうどピアニストの左背後から手元を覗き込む場所で、すごくいいのだ。少し早目に着いたが、なんやかんやでこのあたりは満席。やっぱり、1,000円という破格値でこの巨匠の演奏を聴けるとなると、そら、みんな来るわな。
さて、時間になり、Aimard登場。あれっ、こんなに長身やったっけ?なんか、小柄なイメージがあったけど・・・これまでに、1994年頃に一度(メシアンの”幼子イエスに注ぐ20のまなざし”)、2003年に一度(リゲティのエチュード)、この人のリサイタルには行ったので、今回が3回目なのだが、ちょっと見た目の印象が違った。しかしまぁ、偽物ではなかろう。ハ長調の前奏曲、ちょっともたった歌い回しでスタート。バロックながら、なんともロマンチックな気分もする。前奏曲とフーガを12曲弾いたら、結構な時間になる。前半で船を漕いでいる人、多数。私も、途中からどの曲をやってるのかわからなくなった。
休憩をはさみ、後半スタート(いかりや長介風に)。後半は、全部、頭の中でキーを追いながら聴いた。やはりこの人の演奏は、美しい。ピアノという楽器を知り尽くして、ロマンチックになりすぎず、しかし機械的になりすぎずという絶妙なポジションにしびれる。アンコールは、なし。潔いねぇ!
終演後、CDにサインをもらった。片言のフランス語で挨拶だけしてもーたが、特別に愛想が良いという印象はなく、しかし限りなく上品で清潔なジェントルマン。サインは味があるっちゅーか、なんちゅーか。
会場近く、京都北山のベーグル屋Radio Bagelに行ってみたが、まさかの営業時間終了。で、ブリアンでパンを買って、地下鉄で帰宅。ワインとパンで、いつも通り、酔っ払い日曜日!
以前からずっと聴きたいと思っていた長谷川きよしのライブに行った。長谷川きよしはシャンソンをベースとする歌手であるが、弾き語りのギターも、とにかくすごい。技術的に巧いということよりも、聴く者の心を揺さぶるのだ。グルーヴがあるのだ。歌とギターが一体になって、心の叫びを絞り出すのだ。とにかく一度、ライブに行ってみたいと思っていたというわけだ。
ライブは、2011年3月22日(火)、京都RAGにて。メンバーは、林正樹(pf)、仙道さおり(per)。
仕事を終えてすぐに会社を飛び出し、京阪電車で三条へ。RAGに行くのは初めてだったが、三条駅から近く、とても便利なロケーション。
席はどちらかというと後ろの方だが、それほど大きな会場ではないのでステージから遠いわけでもない。十分によく見える場所。客数はざっと50~60人か。仙道さおりファンのオジさんが少なくない模様。動機が不純だぞ、おっちゃんら。でも私も仙道さおりのパーカッションには興味あるぞ(苦笑)。
ワインとサラダを注文し、開演まで待つ。時間になると、私の席のすぐ横をプレイヤー達が通過。え、長谷川きよしって、こんなに小柄で華奢だったのか!弦をしばき倒すかのようなギター演奏と朗々と美しい歌唱から、何となく、もう少し大柄な人を想像してた。
プログラムは、シャンソンやサンバ、自作の曲などバラエティに富んだものであったが、いずれも長谷川きよし節の甘く美しい声での歌唱であった。「別れのサンバ」「灰色の瞳」などの有名曲も披露。途中、プログラム紹介を間違えて紹介するなど、微笑ましい場面もあったりしながら、休憩をはさんで2ステージ、計2時間半くらいのライブであった。
もちろんMCもあったのだが、話し声が、これまた若くて綺麗なのである。歌声が綺麗な人は、話し声も綺麗なんやなぁ・・・
やや残念だったのは、ピアノとの音量のバランス。ピアノが主張しすぎのように感じた。また、長谷川きよしのヴォーカルもPAを通してのものであり、生の声とは質が異なっており、ちょっと残念。仕方ないのかな。
1969年に「別れのサンバ」でデビューし、もう40年。まだこれがベストではない、とのこと。これからも、その魂のギターと歌唱を聴かせてほしい。私も、成長し続ける人間でありたい。
会場を後にし、久しぶりの木屋町通やし、高瀬川沿いを四条までぶらっと歩き、四条から帰途についた。