分数コードについては、何となくテキトーにごまかしながら弾いてきた感じで、いつかちゃんと勉強しようと思いながら、なーんにもやらずにいた。最近、ブラジル音楽で色々と遊んでいると分数コードが頻出で、これは真面目にやらないと音楽の楽しみを知らずに時間が過ぎていくなと思ったりした。ちょうどゴールデンウィークだし(関係ないけど)、分数コードについても少し真面目に考えてみようと思い始めた。
まぁ手元の色んな本に解説が載っていて、それらを見ながら音を出したりして確認。The Jazz Theory Book、Advanced Jazz Guitar、ジャズギターの金字塔2、ジャズ・ギター・コードワーク・バイブルなど。教則本はだいぶ手放したつもりだったが、まだたくさん持ってるな、自分。断捨離しすぎなくて、よかった。そんなこんなで、分数コードをいじってゆく。しかしあれですな、分数コードだけ単独で鳴らしても、前後の流れとの関係で理解しないと、よくわからん。やはり曲中で使われる実例を鳴らしてみないとダメですな。当たり前だが。
そういうわけで、わかりやすいもの、わかりにくいもの織り交ぜながら弾いて音を確かめ、あとは曲での実例を探しては考えてみるってことをやる。そんなGW前半だ。
今回、色々と読み比べてみたけど、断然わかりやすかったのがMark LevineのThe Jazz Theory Book。説明の文も読みやすいし、譜例もわかりやすい。他の本もいいんだけど、文がわかりにくかったり、譜例が見にくかったりしないでもない。ところで英語版はKindleでも購入できるようで、買い替えようか迷うところだが、やはり読みやすさという点で、この本は紙媒体のものを使い続けようと思う。デカいんやけど。