びわこジャズ東近江出演

びわこジャズ東近江2018に出演させていただいた。2018年4月29日(日祝)。

春のイベントとして、京滋方面のジャズファンには定着したこのフェスティバル、季節もちょうどいいし、いつも良い天気だし、本当に最高のジャズフェスなのだ。

今回は2組で出演させていただいた。ギタートリオ”1905″と”高寺和美クインテット”。まずは八日市駅ホールで”1905″。

Israel
My Favorite Things
Old Folks
Bernie’s Tune
All The Things You Are
There Will Never Be Another You

譜面台を忘れてきたから、仕方なくパイプ椅子を譜面台にするという不格好なことをしようとしてたら、聴きに来てくれたベース辰井さんが貸してくれた!ありがとうございます!

さて、1曲目、Israel、弾き始めてすぐにテンポ速すぎに気づくが、時すでに遅し。俺ってなんでいつもこうなの!もうこのテンポで頑張るしかないわ!って感じでソロに突入。まぁ思いのほか、なんとか弾いて、ベースソロも終わり、テーマ終わり、エンディングはミスタッチがあったものの何とか無理やり終わったことにして、終了。この曲はどうしてもBill Evansの演奏のイメージがあって、ギタートリオでもその雰囲気をサウンドさせたいと思うのだが、ま、本番ではそんな余裕は一切なし!

トーンはいつも通りゼロで弾いていたのだが、音色がこもりすぎるので、ここで少しトーンを上げてみる。次に、2曲目は全く初めての曲で、4ビートでやってみた。録音を聴くと、思ったほど酷くはないか。3曲目、これも弾き始めてテンポ遅すぎであることに気づくが、これまた手遅れ。あまりにまったりした空間になり、逃げだしたい気分になるが、ソロに入って音を詰め込んだからか、走ったからか、とりあえず聴くに堪えるテンポにはなったかも。4曲目、Bernie’s Tuneは、ベースソロに引き継いでからベース石川さんが「もっと弾け」と言ったように聞こえたのでさらに1コーラスのギターソロをやってベースソロにつないだ。が、後で聴いたら、「あと8小節!」と言ったそうだった。録音を聴いてみたら、ギターソロがかなり前の時点で8小節抜けていた。そこからずっと8小節ずれてたのか?気づかんか?AABA形式の曲は、わかりにくくてダメですね!って他人のせいか。残り時間が少なくなってきたので、All The Things You Areの後はAnother Youはソロ1コーラスでコンパクトに終了。残り時間が少ないと思った時点でアップテンポで弾き始めてしまう点、やはりメンタル弱し。

斜め後ろから鋭いパワーで攻めるベース、後ろからクールにタイトに美しく響くドラム、フロントでリズムよれよれのギター(涙)。私以外は最高だ。ギタートリオは緊張を強いられるし、最近はそれもコントロールできるようになってきたかなって思っていたが、やはりまだまだですなー。修行が必要。

さて、気を取り直して次の会場コミセンホールに向かう。多くの演奏会場が近所だから、便利やわ。このコミセンホールで演奏するのは3回目かな。綺麗だし、とてもいいホール。

Joy Spring
Window
別れのサンバ
I’m Old Fashioned
Antigua

先日のmicciでの演奏と同じセットリスト。前回の演奏よりはまとまってきて進化した(はず)。譜面台がないので、床に譜面を置いて弾く。後で聴いたら、ひたすら前傾姿勢が目立っていたとのこと。反省。譜面台はちゃんと持って行きましょう。その前に、暗譜できるならしましょう。どの曲も、前回よりはバンド全体としても自分の演奏もうまくいったと思うが、「別れのサンバ」でちゃんと盛り上がっていただけたのか心配。客席はこの曲をリアルタイムで聴いたのではないかと思われる年代の方が多かったからなぁ。

終演後、機材を片付けていたら高校の同級生ヨタロー君出現。「ずっと前傾姿勢やったなぁー」って。譜面を床に置いてたから、スマンのう。滋賀勤務2年目のヨタロー君、来てくれるとは言っていたが、ホンマに来てくれてたんや!実に30年ぶりの再会。感謝感激で、素晴らしい一日になったぞ、ヨタロー君!

その後は、一緒に演奏した数名で、車に同乗で守山市の秀吉家へ。家系ラーメンの店。最近は年齢のせいか、あまり大食いできないのだが、演奏が終わった安堵感で、ラーメンとごはんを注文。ラーメン好きなわりにあまり知識がない私、家系ラーメンって、実は食べたことない気がするが、これめっちゃ美味しいですな。パンチ力抜群。だけど気が付いたらスープをどんどんすすっていた。それくらい、美味しいのよね。標準でついてくるほうれん草のトッピング、なかなか面白い。

帰宅は夜になったが、いやホンマに楽しいラーメンツアー、じゃなくてジャズフェスティバルの一日となった。演奏は反省点が多いので、明日からまた、修行だ。

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