枚方のSAHARAに行ってみた。昨年オープンした店で、毎晩のようにセッションが行われているとのこと。実は昨年の枚方ジャズフェスティバルで演奏させていただいた店なのだが、通常営業時にセッション参加したことはなかった。オーナーがトランペットの房原忠弘さん、奥さんがピアノの房原恵さん、二人で演奏やセッションホストをされるすごい店。
ギターを持って枚方市駅あたりを歩いていたら、アメリカ人のお兄さんに声をかけられる。「ギター!ギター弾くの?」「まぁ」「どんなのを弾くの」「ジャズ」「Wow、俺もジャズ好き」「おお」「どんな曲が好き?」「一杯あるけどねー」「今、弾ける?」「いや、今はちょっと」「フランク・シナトラ知ってる?Fly Me to The Moonとか」「うん、シナトラはいいね」「ギター教えてるの?」「いや、プロちゃうし」みたいな会話をして別れる。久しぶりに英語を話した。
さて、SAHARAに到着したら、まだ客はいない。カウンターに座り、店の人と話しながらビールを飲む。「ベースですか」「いや、ギターです」「あ、そうですか。今度、この店で日野JINO賢二さんのセミナーやるんですよ。よかったら来て」「あの、それってベースのセミナーですよね」「あ、そうでした」とか会話。大画面でVODみたいなメニューがあって、「何か観ます?まマーカス・ミラー?」って言われたので(ベースにこだわる人だ)、ジョンスコ@BlueNoteを見せてもらう。オーナー房原さんが外出から戻られて、少ししたら恵さんも登場。
しばらくして、房原夫妻の演奏がスタート。ステラなど3曲を演奏。トランペットもピアノもパワフル。間近でこんなすごい音楽を聴けるのはなんとありがたいことか。3曲目を吹き始めながらマスターが「準備しといてください」とのことなので、ギターを取り出して準備。
セッション開始。恵さんとデュオでThere Will Never Be Another YouとThere Is No Greater Loveを弾く。ひとまず無難に。休憩に入り、隣の若いヴォーカルのイケメン男性と話したりして、再び夫妻の迫力ある演奏。ホンマすごいね。ヴォーカルさんのMoon Riverの後、再び入らせてもらって、今度はピアノ、ベースとともにAll The Things You Are。もうね、最近は新しい曲にチャレンジすることよりも弾きなれた曲でちゃんと演奏することに集中しとりまっさ。というほど弾けないのだが。途中からドラムも参加。楽しいわ。ベースの森下さん(ホントはギタリストだが)が「もうちょっと弾こう」と言ってくださって、Beautiful Love。4barsでどうしてもドラムソロと合わない。スミマセン。「もっと弾こうか。枯葉いっときますか」と言っていただき、枯葉を弾く。またしても、ドラムソロとどうしてもかみ合わない。ホンマすみません。
またしても凹みながら会計を済ませ、恵さんと話したりしていたら、さっきベースを弾いてくださった森下さんが来て、それからまた座って二人で会話が盛り上がる。終電が近くなって、皆さんに挨拶して退出。恵さんやドラマーさんが見送ってくださって、ホント気持ちよーく駅に向かう。