今年もありがたいことにびわこジャズフェスティバル出演が決まり、ぼちぼち曲も決めようとしていたら、当然ながらバラードは一曲は入れようということになり、You Don’t Know What Love Isを演奏することになりそう。で、手持ちのCDなどの音源に合わせてコード進行をさらってみたり自分なりにアナライズしたりしたのはいいものの、やっぱりバラードのソロは難しい。他のフェスティバルでMistyなんかは演ったりしたけど、どうしてたんやろ、自分でもよくわからん。
困った時にはこれ。Body and Soulの章で非常に参考になるアドリブが紹介されている。やはりシンプルなアイデアながら、バラードの空気にうまく合わせれば綺麗にサウンドする。やっていることは普通の4 beat swingと同じ発想だから、わかりやすい。よしっ、これを参考に、練習。
Body and SoulとYou Don’t Know What Love Isが収録されているNight and The City。Kenny Barronの研ぎ澄まされたピアノとCharlie Hadenの落ち着いたベース、極上のデュオ。二人とも、決して弾きすぎることがないのになぜか雄弁。こういうジャズを演奏できるように、なりたいな。・・・しかし、内容がこんなに充実しているのに、このジャケットは残念すぎるな。