マルセロ木村(vo,g)ソロライヴ@CHOVE CHUVA。CHOVE CHUVAの存在は以前から気になってはいたが、お邪魔するのは初めて。
少し早めに店に到着し、前方の席に陣取る。既にファンと思しき人々が多く集まっていたし、開演時にはほぼ満席で、さすがと感じてしまう。関西でこれほどのクオリティのブラジル音楽を聴くチャンスはなかなかないからねぇ。
CHOVE CHUVAの店内は、ブラジルの人形などの小物、レコードやCDなどがあふれる素敵な空間。近所だったら頻繁に遊びに行きたい感じの店。カイピリーニャなんかを飲みたいところだが、事情がありジンジャーエールを注文。
さて、19時を過ぎて開演。オリジナルとブラジルのスタンダード(って呼ぶんやろか)のプログラムで、数曲のギターソロを除いてほとんどヴォーカル&ギター。数日前に作ったばかりの曲も。2ndステージの後半ではゲストでヴォーカルとフルートが加わった2曲が披露されたりもした。
それにしても、完全なソロで、ここまでのグルーヴっていうのは、ホンマに驚異。メカニカルな技術がすごいのはもちろんだけど、このグルーヴは一体どこから生まれるものなのか。ステージ真正面の席で、音楽のエネルギーを直接浴びまくった感じ。
ジョークが盛りだくさんの自身のMCを交えながら、あっという間にライヴ終了。知人も多いようで、終演後は客席で大勢と歓談されていたので、挨拶をしてお店を後にした。こういうライヴを聴くと、よっしゃ俺も練習してあのセンスに近づこうと思う。なかなか近づかんけど。
ナベサダの最新ライヴアルバムでも演奏しているマルセロ木村師匠。関西での人気も、当然ではある。次回の来阪が待ち遠しい。