久々にBop-Beを弾く

久々にベース川村さんとデュオをやる予定。2年ぶりかな?楽しみだが、しっかり練習しておかなければ。ベースとギターのデュオっていうのは、やっぱり緊張はするのだが、逆に、自分達で自由に空間を創り出すことができるのは気が楽だとも言える。どっちやねん!

このデュオといえば、Keith Jarrettの”Bop-Be”。何度かジャズフェスティバルなんかで一緒に弾いた曲。今回のデュオライヴでも、この曲は当然やるよね、という感じになって、久しぶりに弾いてみた。はい、やはりテーマは全然弾けません(涙)。慌てて練習し直している次第。今、気づいたのだが、このテーマの弾きにくさは、Charlie Parkerの曲に通じるものがあると思う。Charlie Parkerの方が、三連符とかがギターでは弾きにくくて苦労するのだけど。

Bop-Beって、あまり録音が存在しなくて、Keith Jarrett自身のアルバムだと、上記の”Bop-Be”(そのまんまでんがな)しかないと思っていたら、このECMの”Keith Jarrett at The Blue Note”を見つけた。Bop-Beなんかも含みつつスタンダートを弾きまくっているこれ、めっちゃいいアルバムですやん。このアルバムにおけるBop-Beのソロも、すごく自由で、リズムもフレーズも、何やってんのかわからんのにサウンドは最高にグルーヴしている。こんなん弾けませんわ。自分の八分音符を中心とした教科書的なソロに後ろめたさを感じる。ま、今は、できることを精一杯やって自分の音楽を奏でることに集中するか。

各アルバムの録音は、”Bop-Be”が1976年で”at The Blue Note”が1994年。だからどうという話はないのだが(ないんかい)、思ったよりも古いのね。

こんなすごいアルバムに刺激を受けつつ、はい、練習、練習。

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