京都大学11月祭に行った

久しぶりに、京大のNF(11月祭)に行ってみた。家族全員で行くのは初めて。

車で京都市内に入り、大学からはわりと遠い駐車場に車をとめて、散歩がてらブラブラと大学に向かった。学生時代にはなかった店ができてたりして、なかなかおもろい。それでも京都らしい町の雰囲気は、変わってないのね。

学生時代によく行っていて、昨年にOB・OGで久々に飲みに行った「よろずや」が、なんと、別の店になっていた!ショック!酒の味やつまみの味をおぼえた、あの店がなくなったなんて。しかし、ショックを隠し平静を装って東大路を北上。

我らがギタークラブの部室や吉田寮があった入口は工事中で封鎖されており、一つ北側の入口からキャンパスに入る。自分の中では「教養部」キャンパスなんだが、今は何と呼ばれているのか?ま、どうでもいいけど。昔は食堂があったあたりの入口だ。

早速、なんやかんや、やっとる。演劇の看板発見。時間があれば、こういうのも観たいけどね、今日はゴメン。グラウンドは「おまつり広場」として模擬店がずらり。なんか、勧誘というか売り込みが激しい。学生らしくていいけど。

何も買わずに(ゴメン)移動し、見て回ったり買い物をしたりした。ギタークラブの演奏会は聴かなあかんやろと思い、行ってみた。40分間で、学生4人ほどが交代で演奏。緊張してるような、してないような。でも、誰も本格的なクラシック音楽は、やらないのね。年が離れすぎているので、誰も私がOBであることなど知らないし、特に会話をせずに退散。新しい部室ができたら、また遊びに行きたいな。

私が学生の時は、ギタークラブは毎年、ギター喫茶アストリアスをやっていたのだが、最近は毎年異なるイベントをやっているらしい。演奏会以外の時間帯は、ギター体験会をやっているそうな。賑わったんだろうか。

共北3階から下を見たら、女装喫茶が営業中。なんともシュールな光景だ。客のテーブルに女装した学生が付き添ってくれるようである。そのテーブルでフツーにケーキセットを食べている男子学生。んー、わけわからんすぎて、たまらなく嬉しい。


あとは、同じ共北付近でリコーダー同好会とジャズ研の演奏を聴いた。

リコーダー同好会は、四重奏。見たことあるようなリコーダー、見たことないリコーダー。学生時代に、この同好会の人と一緒に合奏したことあったのを、思い出した。

ジャズ研は、トリオでOld Folks。ストレートアヘッドなジャズで、なんか、心地いいぞ。おそらく、この前後にもいろんなプレイヤーが演奏したんだろうけど、少ししか聴かず、場所を移動した(ゴメン)。

同じ構内で焼きそばなどを食べ、本部構内に移動。
時計台の前では何やらいろいろパフォーマンス、あとはやはり模擬店。やたら焼きそば、焼うどん、たい焼きが多いね。

時計台を東側から背後に回って、古本・中古レコード市というのがあったので、行ってみた。んー、とっても中途半端な品ぞろえ、さすが学生のやる商売はなかなか味があっていいじゃないか。それでも本を買っているお客さんもいて、これまた、ええやないか。

地下のTully’sの前で休憩し、今度は時計台を西側からぐるっと回って再び正門から東一条を西に歩いて京大を後にし、買い物をして帰宅。

学生が、ひとつひとつ、どれをとっても、ひたすらどーでもいいようなことに、あそこまで真剣に打ち込んでいるという姿は、何とも楽しい。大人になってしまった私も、童心、というほど幼くない若さに触れて、なんか元気をもらった。学生時代のアホさを思い出して、明日からまた、アホになろう!

いろんな講演とか、体験コーナーとかあったようだし、これは、本気で朝から晩まで居ようと決めれば、かなり楽しめそうだ。次回は、そんな楽しみ方もいいかも。

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