基本的なことだけで出来上がっている音楽

Ella Fitzgerald & Joe Passの”Take Love Easy”が届いたから、気になっていた”Once I Loved”のJoe Passのcompingを採譜。やっていて痛感するのは、Joe Passがいかに基本的な音使いだけで音楽をつくり上げているかということ。

このアルバムの中で、特に”Once I Loved”はほとんどコードといえるような音は出さず、アルペジオやちょっとしたシングルノートのラインでEllaのヴォーカルに寄り添い、フィットし、絡む。それらアルペジオやラインも、オルタードのテンションなんかは多用しているものの、基本的な音ばかり。それでこれほどまでに素敵な演奏になるのだから、まさに名人ともいえるが、こねくり回して変な音を使わなくても、リズムや「間」などで良い演奏ができるということだな。

Joe Passといえば、基本に忠実なプレイが素晴らしいとよくいわれるが、ホンマにその通りだということを今更ながら実感した次第。

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