天下一品 銀閣寺店

Vincentでのジャムセッション、まずは楽しんで演奏することができ、ちょいご機嫌で車を出して、なりゆきで今出川通りを東に走ってた。そしたら、なんか「天下一品のラーメンを食いたい」と思い始めて、そのまま東大路通りをこえて、銀閣寺店へ。

この「天一 銀閣寺店」は、学生時代にしょっちゅう通った懐かしい場所だ。初めてこの店に入ったのは、大学の一回生の時で、先輩に連れてきてもらったのだった。その時は「なななんじゃこれは!」という印象であったが、いつの間にやらハマってしまい、大学院を出るまでの6年間、ある時は友人と、ある時は一人で、昼夜を問わず通った店なのである。

なんだかんだで、この店には15年くらい来ていないのではないか?そんな気がする。車を停めて、店を覗いてみたら、なんと、注文を取っている人が、当時のおっちゃんや!もう、めちゃくちゃ嬉しいわ。早速店に入り、「並」を注文。「にんにくは?」「入れてください」という、いつものやり取りも、当時のまま。タイムスリップしたようで、たまらん。ちょうど店がすいている時間帯で、快適。

間もなく運ばれてきたラーメンの味は、、学生時代のそれとはちょっと違う気もするが、でもやっぱり美味い。個人的には、銀閣寺店の味が、ベスト天一だ。北白川の本店よりも、好みだ。

会計の時に、おっちゃんに「20年くらい前から、働いてはりますよね」と声をかけたら、「僕?あ、そうです、もう22、3年になるかな」とのこと。「またよろしく!」と言われて、「また来ます」と答え、店を後にした。このおっちゃん、私の推定では75歳だが、20年前も推定70歳くらいだった。20年で5歳しか、年をとっていない。天下一品ラーメンを食べてはるから、だろうか。恐るべし、天一。とにかく、嬉しい気分の一日であった。

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