小島のり子 & 天野丘 +1 ツアー

小島のり子 & 天野丘デュオ+落合康介(ba)によるアルバム “anytime” のリリース記念ツアー。2019年4月15日、大阪Jazz on Top Act IIIにて。このアルバムのトリオと伊良波範子(vo)。

こじのりさんや天野さんのライヴは何度も聴いているが、このトリオで聴くのは初めて。古くから共演された二人だが「のりキューDUO」の結成は2015年とのことだから、わりと最近だな。そして、若いベーシスト落合氏を迎えて録音されたのがこの “anytime”。こじのりさんとしては初の小編成のアルバムだそうな。あれ、そうかな?と思うけど、そういえば、過去のアルバムは全て、もう少しメンバが多い編成ばかりだな。

さて、この「ノリキューDUO」、本当に見事にとけ合う素晴らしいデュオだ。こじのりさんのご機嫌なグルーヴのフルートと、不思議な「間」を持つあまきゅーさんのギター。個別で聴くと、「噛み合うんだろうか」と思ってしまうプレイヤーだが、ひとたび演奏が始まると、センス良く混ぜた絵の具のように美しく響く。息の合った一体感ともいえるし、個性をうまくぶつけ合っているともいえる。フルートとギターという全く違う楽器が、本当にピタッとハマるのだから、とにかく心地よいし、楽しい。フルートとギターのデュオっていうのはクラシックの世界でもわりとあるし、フツーに考えて、相性が良いのだろう。

そして、ベース落合康介氏。この人がまた、素晴らしい。安定感抜群ながら、歌心にもあふれるプレイ。ちょうど良いサイズの会場でトリオ編成なので、ベースのサウンドがいきいきとして聴けたのは大きな収穫だった。インタープレイここにあり!

伊良波氏のヴォーカルも、心地よい。しっとりした曲でも決してドロドロにならない上品な音楽で、さわやかな印象を残した。

記憶の範囲で、セットリスト(順不同)は、インスト:

I Hear A Rhapsody
Greensleeves
Evidence
Like Someone in Love
Tenderly
What Is This Thing Called Love?
盆踊りブルース など

ヴォーカル:

Corcovado
Cry Me A River
Manha de Carnaval
Love Me Tender など

会場でCDを入手し、サインをいただいた。よっしゃ!で、早速聴いているのだが、これがまた、ホンマ素晴らしいのだ。このライヴではアルバムから3曲を聴くことができたが、それ以外の曲の演奏が、これまたいいのだ。目の前で繰り広げられているかのようなインタープレイ、リスナーにも話しかけてくれているかのような音づかい。そしてやっぱり、サル君な私としては、天野さんの不思議系ギターは、やみつきになる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です