11月12日(日)、枚方宿ジャズストリートに出演させていただいた。今回は、高寺和美クインテットとギタートリオnuageで出演。
13:00からSAHARAにてnuageで演奏。枚方に新しくオープンした店で、以前から気になっていた場所。アンプは店のRolandを使用させてもらうことにして、セッティング完了。夕方に共演するクインテットの高寺さんやそのご友人が来てくださっている。そうしているうちにmicci倶楽部のママも。皆さんありがとうございます。
- Israel
- Looking Around
- Looking Up
- Haifa
- This Masquerade
- O Grande Amor
難曲Looking Aroundは、ミス多し。人前で演奏するのは初めてだったのだが、練習時には経験しなかったミスを連発。ダメねぇ。その他の曲は、まぁ実力は出せたかも。A音がハウリングしやすいことはサウンドチェック時に気づいていたのだが、これってわりとよく使う音なのよねぇ。O Grande Amorのアトテーマの最後、一番盛り上がったところでそのハウリングが起き、慌てて消音したりしているうちに、ちとミスった。悔やみきれないが、復活してエンディングは落ち着いてコンプリート。ふー。
次の演奏は16:00なので、ドラム上田さんとTSUTAYAのThe Grounds Bakerで昼飯。ちょうど、店の前で「光岡尚紀 Jazz Sound Crew」が演奏する様子だったので、この店の前のテラス席でパンとコーヒーにしたのだ。やっぱりプロの演奏はすごいなー。
まぁぼちぼち行きますか、ってことで16:00から演奏させていただく喫茶エリートへ。ここは、昨年のこのフェスティバルでも同じバンドで演奏させていただいた店。なんか、心地よくて、落ち着く店なのだ。到着したら、店内からピアソラが聴こえてくる。前のバンドだな、って覗いてみたらバンドネオン+ヴァイオリンという構成。バンドネオンを生で見たのは初めて。かっこよすぎる。プレイヤーさんと話してみたかったが、気づいたら自分たちのセッティングを慌ただしくやることになって、話せず。
アンプは自分のものを使用することにした。大津の件があるから、念のため持参したLunchbox。電源がきてないぞーとか、バタバタしてセッティング完了。この店では、立って演奏するのだ(なんでか、よくわからんけど、自分で勝手にそうしている)。
- The Night Has A Thousand Eyes
- Dindi
- This I Dig of You
- The Good Life
- Night in Tunisia
1曲目の「夜千」から、飛ばし過ぎ。というか、後で録画を見てみたら、私が走っちゃってるのね。スミマセン。まぁええ感じでぶっ飛ばした感じ(アカンやろ)。Dindiはサックスとギターがフィーチャーされて、リーダー高寺さんもピアノを弾かずシェイカーでリズム。このゆったりしたリズム。なんかええわ。最後のチュニジアは、なかなかテンポに乗れず、なんか不細工な感じになってしまった。反省。それにしても、この曲のEb7-Dm7の繰り返し部分。Eb7は、Eb Lydian 7thでしょ。ということは、Bb Melodic Minor。ということは、A Altered。ということはDm7に解決するA7って感じで弾けばいいのか?でもあくまでEb7だから、EではなくEbを使うべきなのか?サウンドすれば理論は何でもいいのかもしれないが、気になる。気になるけど、主にBb Melodic Minorの発想で弾いた。
終演後、片付けていたら、三条ジャズフェスティバルのうらさんが登場。次のバンドのPAのセッティングとのこと。あらゆるジャズフェスで活躍してはる。バタバタと片付けてクインテットで記念撮影をし、店の外に出たところでまったりと休憩。喫茶エリートの店長さんから丁重なご挨拶をいただき(この店は、皆さんホントに感じの良い人ばかりで、好きやわ)、こちらこそとお礼を言ったりして、ぞろぞろと移動。クインテットメンバなどでインド料理店で晩飯。
帰宅後に録画や録音を聴いてみたが、やはり反省点は多い。リズムとか、全然ダメね。何とかしなくては。あと、小節やコードに完全に縛られている感じが濃厚で、教則本の真似事のような演奏。またこれから練習、練習だ。
とにもかくにも、少し肌寒くなってきた秋、とても心地よい一日となった。年内のライヴやフェスティバルはこれで終了だから、たまにはセッションに行って修行しようかな。