浅葉裕文トリオ@Yugeya

いやホンマ感動した。気持ちよーくノックアウトされた。2018年12月1日、浅葉裕文トリオのレコ発ツアー@滋賀県近江八幡のYugeya。メンバは浅葉裕文(gt)、矢野伸行(ba)、藤田稔広(dr)。

浅葉裕文氏(gt)はBarney KesselやCharlie Christianをリスペクトするスウィンギーなスタイルのギタリスト。横濱ジャズプロムナード2017コンペティションのグランプリ受賞、Detroit Jazz Fest出演など、輝かしい経歴を持つ。このライヴは、氏のセカンドアルバムのレコ発ツアー。

電車でのんびりと近江八幡へ。開演30分くらい前にYugeyaに到着。少し早すぎるけど、この店は居心地がいいから、早すぎてもゆっくりできて心地よいのだ。昼間には時々遊びに来るけど、夜のライヴでYugeyさんに来るのは実は初めて。マスターと会話しながら、まずはギター正面のかぶりつき席を陣取る。

コーヒーを注文して、のんびりと待つ間に、どんどんお客さんが入ってくる。あっという間に店内は満員。それにしてもこのYugeyaのコーヒーは、美味い。この快適な空間でジャズを聴いてコーヒーを飲むのは本当に幸せなことだ。

さて、19:00を少し過ぎて、開演。オリジナル曲 Fox Blues でスタートした瞬間から、最高にスウィングするご機嫌なサウンドでYugeya店内が満たされる。「ご機嫌にスウィングする」っていうのは、なんかチープな表現だが、この浅葉裕文トリオのサウンドは、そんなものでは決してない。スウィングするリズムやタイムの心地よさだけでなく、コードワークの美しさ、一音一音の優しい音色にもしびれる。

オリジナルとスタンダードを織り交ぜながら最高にスウィングするギタートリオのサウンドで聴衆を包み込む、ちょっと長めの贅沢な2ステージ。最近、ギターに関してはコンテンポラリーなスタイルのものばかり聴いていた私、Barney KesselやCharlie Christianというと、正直なところ「古いスタイル」だと思っていたが、浅葉氏のギターは、全く古さを感じさせない。このトリオの音楽は、100年たっても古さを感じさせることなく、聴く者を幸福感で包み込むはず。

ベースの矢野氏とドラムの藤田氏も素晴らしい。矢野氏のベースは優しい音色でリズムを支配し、藤田氏のドラムは緩急変幻自在に音楽をリードする。トリオという編成とは思えない、立体的でオーケストレーションに満ちた音楽。

当然、CDも入手。トリオメンバ皆さんに丁寧なサインもいただいた。よっしゃ!ちなみに、このトリオの皆さん、全員がものすごく紳士的で、人物的にも最高なのよね。音楽も素晴らしいし、なんか本当に幸せな気分になってしまう。

このCD、ジャケットが何とも昭和な感じでイイ。トイカメラ風というか、イラスト風というか。このジャケットから、少し子どもっぽい印象を受けてしまいがちだが、中身は限りなく本格的なので、注意して扱うべし。しかも、ライヴはこのCDの100倍くらいにスウィングし、グルーヴを生み、1000倍くらい幸せな気分になれるので、そこのところも注意されたし。

“浅葉裕文トリオ@Yugeya” への2件の返信

  1. いや〜素晴らしい文章ですね!
    皆さま、YUGEYAへご来店どうもありがとうございました! また来年2019年も宜しくお願い申し上げます!

    1. 川岸マスター、コメントありがとうございます!
      この日のライヴは、本当に素晴らしくて、感激しました。
      来年も、Yugeyaさんでジャズとコーヒーを楽しみますよ!
      どうぞよろしくお願いいたします。

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