高円寺のアフターアワーズで、猪子恵(vn)+田口悌治(gt)のデュオ。このデュオを聴くのは初めてだし、サル君としてはヴァイオリンに対するギターのコンピングなんかに興味津々なところ。そういえばヴァイオリンによるジャズっていうのは、先日のセッションで初めて聴いたから、これが2回目。
初めて訪れるアフターアワーズ、開演少し前に到着。ひとまずビールを注文。演奏者との距離が近いお店だが、その中でもかぶりつきの席に座らせてもらった。よしっ!
曲目は、猪子さんリーダーによる2016年のCDに収録された曲が中心で、猪子さんオリジナルとスタンダード。いずれも、完全にオリジナルなサウンドに昇華された演奏で、最高。クラシックの奏者としての経歴もものすごい猪子さんだが、ジャズも気持ちいいスウィングを聴かせる。CD収録以外では、パガニーニのカプリス(を題材にしたジャズ)もスリル満点でよかった。
田口先生の演奏は、ギターソロの時にはルーパーを駆使したテクニックを披露。めっちゃ楽しいし、これまた最高のグルーヴ。いやホンマ勉強になった。
店のマスターが宮崎出身だったり、お客さんも九州に縁のある人がいたりで、九州やら方言やら雑煮やらの話で盛り上がった。このお店もアットホームで落ち着くなー。