ZEK3のライヴ。2018年3月12日、大阪梅田のALWAYS。
ZEK3は、Led Zeppelinの曲のみを演奏するピアノトリオ。清水くるみ(pf)、米木康志(ba)、本田珠也(dr)。東京のJ-Flowのジャムセッションでピアノの清水さんと知り合ったのがきっかけだが、Zeppelinをピアノトリオで演るっていうのが、何ともイイよなー。
仕事を終えて、19:15頃に会場に到着。ギネスを注文してのんびりする。19:30を少し過ぎて、開演。
CDを聴いて、このトリオの雰囲気は知っていたつもりだったが、ライヴは想像した以上のグルーヴだった(CDもライヴ録音だけど、ナマは、やっぱ、ちゃうわ)。Led Zeppelinを素材にしているのだが、編成がピアノトリオだから、創り出される音楽は当然ながらユニークなスタイル。単に「Zeppelinの曲を弾いてみました」ではなく、ピアノトリオが生み出す独特な空間やインタープレイが炸裂する。ピアノが持つ繊細さも、やはり本家と違っていて、魅力的。
ピアノトリオがこの方向性で突き進んだら、この境地に至りました、という印象。Michel Petruccianiのトリオもロックなグルーヴを感じるが、Petruccianiのタッチは限界を超えて振り切ったエネルギーを感じさせるのに対し、清水さんは、そこまでは振り切ってしまわず潤い豊かなピアノを鳴らして、エレガントな感性を残す。どっちも最高だ。
終演後、清水さんに少し挨拶をして、退出。
セットリストはこんな感じ。
1st
We’re Gonna Groove
Over the Hill and Far Away
?
Four Sticks
2nd
In My Time of Dying
?
Fool in the Rain
Immigrant Song
アンコール
Stairway to Heaven
CDは、これ↓。再プレスされるかどうか不明だから、早めに是非。