古いJazzlifE誌の切り抜きを整理していたら、練習中のAlone Togetherの、Jesse van Rullerの演奏採譜を見つけた。付録CDも残ってたので、聴きながら楽譜を見て勉強。公開セミナーか何かの録音らしい。
ギター一本による完全なソロ。私自身は、ギター一本によるソロはあまり好きではなく、Joe PassのVirtuosoなんかもほとんど聴かないのだが、このJesse van Rullerの演奏は、勉強のため聴いてみることにした。そうしたら、名手がうみだすグルーヴが、とても素晴らしいことに気づいた。楽譜も参考になるが、この楽譜をこんなに生き生きとした音楽として再現することができるのかという発見。これは、ソロ演奏だからこそよくわかるのかもしれない。
コードソロ的なフレーズについては、意外に限られたネタを繰り返している印象。つまりうまくサウンドさせるリズム、ノリがあれば、凝ったネタをあれこれ仕込まなくても聴衆の心には響くということか。練習しよっと。