セッション@P’s Bar

池袋P’s Barで、日曜昼のジャムセッション。セッションリーダーは大島俊郎(pf)、宮嶋孝夫(ba)、島田洋(ds)。ウェブサイトで「ピアノトリオセッション」と書かれていたので、「ひょっとして、ピアノトリオだけを演るセッション?」と思ったが、まさかそんなことはあるまいと思って行ってみたら店の入り口には「本日ジャムセッション」と掲示されていたので、安心した。 “セッション@P’s Bar” の続きを読む

シュート・アロー「昭和・東京・ジャズ喫茶」

「東京ジャズメモリー」が何とも言えない昭和の香りを放って楽しかったので、同じシュート・アロー著「昭和・東京・ジャズ喫茶」も読んだ。期待通り、「昭和の」「東京の」「ジャズ喫茶」という素晴らしい文化の香り漂う、幸せな気分になる一冊。 “シュート・アロー「昭和・東京・ジャズ喫茶」” の続きを読む

Radka Toneff “Fairytales” の澄んだ空気

時々聴く、Radka Toneff(vo)とSteve Dobrogosz(pf)の”Fairytales”。

ノルウェーの歌手、1982年にこのアルバムをリリースした後に自死。という紹介をされることが多いRadka Toneff。そのRadka Toneffと、ピアノのSteve Dobrogoszがデュオで繰り広げる、限りなく澄んだ世界。 “Radka Toneff “Fairytales” の澄んだ空気” の続きを読む

「数学する身体」の新鮮な感覚

森田真生「数学する身体」を読んだ。身体が数学をするんか?何じゃそれ?と書店で手に取り、パラパラめくるということが何度か繰り返した後、ようやく入手して読むことにした次第。

なんとも新感覚な本だ。数学における「身体」や「心」の存在、というよりも「身体」や「心」があってこその数学、というべきか。著者がたどり着いたアラン・チューリングと岡潔という二人(特に岡潔)の数学の発想が語られるのだが、これらが心に沁み込んでくるという感覚。 “「数学する身体」の新鮮な感覚” の続きを読む

Vento de Maio

まぁいつも何となくボサノヴァは聴いているのだが、聴くのはアメリカで商業的に成功したボサノヴァとかセッション定番の曲なんかが中心になってしまっている気がする。

ナラ・レオンにしても、あまり多くを聴いてきたわけではないので、もっと色々な盤を聴いてみようかと思った次第。ジャケットが何とも印象的なこの ” Vento de Maio(5月の風)”、内容もとてもイイ。 “Vento de Maio” の続きを読む