ベース+ツインギターセッション

ベース川村さんとの練習、今回は川村さんの紹介でギターNさんも一緒にすることになった。

名神の草津付近が事故渋滞だったので、少し遅れてスタジオに着いた。既に2人はセッティング済みで、ちょうどステラが始まるところだった。2人が演奏している間に私もセッティング。

まずはブルースってことで、Straight, No Chaser。あとは、酒バラ、黒いオルフェ、On Green Dolphine Street、My One and Only Love、Just Friends、Fly Me to the Moon、枯葉、最後にNさんのオリジナルブルース in Bb。他にも何かやったかな。My One and Only Loveは全く初めて演奏したが、とりあえずソロも含めて、何とかなった。というか、わりと楽しんで弾くことができた感じ。しかしちょっと演奏してないと、スタンダードのコード進行って忘れてしまうもんである。いかんなぁ。

と言いつつ、とても楽しいセッションであった。帰りはNさんを途中の駅まで車でお送りして、いろいろ話すことができた。このところ、全くギターに触ることができてなかったのであるが、いやそれだけに、とても楽しい時間を過ごすことができた。よしっ、また練習する!

ベースとデュオ練習

ベースのIchiroさんとデュオ練習。

There is No Greater Love、St.Thomas、Misty、Another You、Bop-Be、Fly Me to the Moon、Straight, No Chaser。

秋のフェスティバルで演奏する予定のスタンダードが中心。毎回、同じ感想であるが、ドラムがいないと、かなりのプレッシャー。リズムがゆらぐ、ゆらぐ。逆に、メトロノームがあると、かなりいい感じでグイグイいけるので、マインドの持ち方次第なのだと思う。

Four & More以前から、この盤は必携だと思いながら、なんか買わずにいた。Greater Loveが収録されていることもあり、ついに購入。冒頭のSo Whatから、Tony Williamsとともに快走するMiles。トランペットの音色も、瑞々しい。

また明日から練習、練習。

Jim Hall Signature Licks

大津ジャズフェスティバルでの出演も決まり、練習にも気合が入る今日この頃。ベース+ギターというシンプルな編成だけに、やはり緊張感はただならぬものがある。

Jim Hall - Guitar Signature Licks

やっぱり自分はJim Hall & Ron Carterの名盤”Alone Together”が好きで、このところずっと聴いているのだが、このTranscribe本にはその中の2曲が含まれている。これで、Jim Hallの華麗なヴォイシングをコピれるので便利。残念ながら自分で採譜すると、えらく時間がかかるので、この本でカンニングしている次第。

しかしねぇ、タイム感というか、ノリというかセンスというか、をコピーするのが一番難しいな。当たり前の話ではあるが。

ベースとデュオ練習

デュオのパートナーichiroさんと、練習セッション。今日は、ichiroさんのご自宅にお邪魔した。

自宅の離れの2階にマイ書斎を持つichiroさん、羨ましい。書棚、机、パソコン、オーディオ、CD。なんか、楽しそうな物が満載の部屋。

さて、お茶をいただきつつ、セッション。There Will Never Be Another Youにはじまり、秋のジャズフェスティバルでの演奏を想定した曲目で練習。

Fly Me to The Moonだけは、ボサノヴァのコンピングをフルアコでやるのはどうもしっくりこないので、ナイロン弦のサイレントギターで。

ところでこのサイレントギター、2日ほど前に弦を張り替えたのだが、なんか高音弦のブリッジ側の端の固定方法が、自分のやり方と異なっている。というか、ブリッジからはみ出した部分が、丸結びされてる。こんなやり方、自分は絶対にしない。

・・・ちゅうことは、やな。このギターを買った2002年以降、一度も高音弦を交換してへんっちゅうことか???いや、それは流石にありえへんやろ。しかし、この結び方は、絶対に俺じゃない。このギター、2002年からの2年間、Rochesterでずっと弾いてた楽器やし(当時、フルアコ持ってなかった)、そんなに弦を交換せーへんかったんかな、いやぁ不思議すぎる。ま、ええか。

そんなこんなでFly Me to the Moonを演奏してみたが、音量にはやはり課題あり。いろいろ試行錯誤しなければ、ええ音は出ないんやな。

あとは、Bop-BeとThere Is No Greater Love。Bop-Beのテーマの特定の箇所を、どうしても間違える。ダメすぎる。

非常識な時間帯にお邪魔したため、昼ごはんをご馳走になってしまった。美味しい。ジャズを語り合える仲間は、なかなかいない。膨大な量のジャズCDを見ながら、マイルスのあのアルバムはねぇ、みたいな会話ができるのは幸せなことだ。

昼過ぎに解散。なんとなくHank Mobleyを聴きながら帰宅。

ベースとデュオ練習

びわこジャズフェスティバル2013が終了し、ベース+ギターというデュオで活動を続けることになった。ベース川村さんと、いつものスタジオでデュオ練習。

いくつかのジャズフェスティバルにエントリしようとしているので、応募用の音源作成をする必要がある。今回の練習は、数曲をそれぞれ数回演奏して、練習と録音を兼ねることとなった。

ある程度弾き慣れたThere Will Never Be Another Youを応募用音源の本命と位置づけて演奏したものの、なんかテーマをトチってしまったり(汗)、思うようにソロが流れなかったりで苦労。ソロに入ったとたんに走り出してしまう初歩的な失敗もアリ。

曲を変えて、Fly Me to the Moon、枯葉、Alone Together、酒バラ、Straight, No Chaser、There Is No Greater Loveを演奏し、それぞれ録音してみた。後で聞き返してみたら、Another YouよりはFly Meの方がギターソロはいいかもしれないが、ボサノヴァ風のコンピングがダメな感じ(とういか、ベースとうまくかみ合っていないのかも)。

そもそも、ベース+ギターというのは「間」が難しいというか、怖いというか、かなりプレッシャーを感じる編成だ。しかし、これをうまく乗り越えれば、ひとつ成長するような気がする。とにかく真面目に練習するのみだ。

練習後にマクドでコーヒー飲みながら、二人で今後について相談。というか雑談半分。引き続き頑張りましょうということで、ひとまず解散。

ジャズの世界でベース+ギターといえば、おそらく最も有名なのはJim Hall & Ron Carterの”Alone Together”。この盤で巨匠二人が創り出す空気というのは、もう私にとってもバイブル的な存在なのだが、他にも優れた録音がいくつかある。

井上智&北川潔の”Live at Smoke”も、そのうちの一つで、素晴らしい熱気を感じさせる名盤。井上智は速弾きとかで聴かせるタイプではなく、暖かい音色やフレーズを丁寧に紡ぎ出し、トータルなサウンドで聴かせる。北川潔はぶっとい音色で力強く歌うベーシスト。上述の”Alone Together”とは一味もふた味も異なる、これまた魅力的なデュオ。

ライブ・アット・スモーク

そういえば、米国に住んでいた頃にこのCDを聴いて、NYCに井上氏の演奏を聴きに行ったのだった。たまたま私が師事していたBob Sneider氏が井上氏と面識があったり某日本企業の現地法人勤務Todosさんとネット繋がりであったりしたことから、2004年春に、車でNYCへ(同じNY州やのに、6時間ドライブ)。その時は、井上氏はベースの井上陽介氏とデュオ。レストランでステーキ食べながら、そんなすごいデュオを聴けるとは、なんか豪華だったなぁ。ノーチャージやったような気もする。

ベースとデュオ練習

びわこジャズフェスティバルに出演させてもらえることになったので、練習にも張り合いが出てきたこの頃。今月はピアニストの都合がつかなかったので、三連休の最終日にベーシストKさんとデュオで練習。

自分のリズムの悪さに落ち込んだが、裏を返せば、めちゃ勉強になった。フェスティバルで演奏する予定の5曲を練習したのだが、

  • ベースソロの時のコンピング
  • タイトなテンポ

が全然ダメ。メトロノームを鳴らしながらセッションしてみたら、テンポ揺れまくってるのが明白。持ち直そうとしたらテーマ弾き間違えたり、散々。ベースとはうまくかみ合って弾いてるつもりだったのだが・・・

ベースソロの時は、ギターがもっとタイトにザクザク刻むべきだったかもしれない。ベース聴きて合わせながら弾こうとしているのがダメだと思い、途中からはギターがきっちりリズムを刻むよう試みたが、ベースは弾きにくそうな雰囲気。録音を聴きなおして、考えよう。まずは、メトロノームに合わせてタイトなテンポでコンピングをひたすらやるか。

ベース&ギターというフォーマットは、難しいだろうと予測していて、実際やってみたらその通りだったのだが、ごまかしがきかないので、かなりいい練習にもなりそうだし、サウンドも良いと思う。ベースの存在感も抜群で心地よい。

Alone Together

180くらいのテンポだとBop-Beのテーマで指が回らなかったりしたので、基本的なピッキングの見直しも含めて、練習、練習・・・

2013年 音楽目標

2013年のジャズ活動の目標を立てた。

まず、毎日30分の練習。朝あるいは晩に実施。

・基本事項

ダラダラと棒弾きにならないよう、注意。すべてのフレーズを、ちゃんと歌うように。

・フェスティバル出演

ジャズフェスティバルに出演する。昨年に活動開始したバンドでの出演が中心になると思う。まずは4月のびわこジャズフェスティバル。5月の高槻はメンバの都合がつかない見込みなのでパス。あとは秋頃にフェスティバルが目白押しなので、いくつか出演したい。具体的にはバンドメンバで相談する。

・レパートリー

バンドで演奏する曲を徐々に増やす。メンバそれぞれがやりたい曲を述べるので、ちょうど良い具合にレパートリーが増えてゆくかも。

あとは、これまでに演奏した曲を繰り返し練習しておいて、いつでも演奏できるようにする。スタンダード、ビバップ、ボサノヴァ。

・アドリブ

何となく練習も演奏もマンネリ化しているように思う。フレーズのコピーをやる。欲張っても身につかないので、1週間に1フレーズ。

・コンピング

コンピングもちゃんとやるが、ハーモナイズドベースラインも身につける。今年こそ、UndercurrentのJim HallのMy Funny Valentineのコンピングのコピーを練習する。

・イントロ、エンディング

どんな曲でも対応できるよう、勉強・練習する。

以上。のんびりやっていては、上達しない!

2012年振り返り

2012年のジャズギター活動を振り返ってみる。

・全般

今年は、9月頃に滋賀県のベーシスト、ピアニストと一緒にバンドを組んだことが自分にとっては大きな進歩。

練習する時間が不規則であることを反省。試しに12月に練習した内容などを一行日記風に記録してみたら、そもそも練習した日が少ない。一日30分でもよいので、なるべく毎日練習するといったルール設定でもしなければ。また、この簡単な練習日記は、練習をサボったり練習内容が偏ったりすることを避けるため、継続しようと思う。

レパートリーについて整理しようと思い、これまでに少しでも練習したことがある曲を書き出してみたら、36曲にもなった。カウントできていない曲もあるはずなので、実際はもっと多いはず。これらの曲を今すぐ弾けるかというと、かなりの曲を弾けないはずなので、これを表に書き出して、なるべくローテーション的に練習しようと考えた(考えただけで、あまり実践できていないが)。クラシックギタリストDavid RussellのTips for Guitaristsを読んだことがヒントとなった。

菅野義孝師匠のSkypeレッスンは継続しており、「目からウロコ」本と併せて実践的な内容で実力アップに直結していると実感している。

以下、年始頃に立てた目標の各項目に対する振り返り。

・ジャムセッション

月1回の参加を目標としていたが、実績はその半分くらいだったと思う。上期はいつものVincentでのセッションに数回参加、下期は滋賀県の仲間とのスタジオセッション。あとは、小島のり子トリオでアフターセッションを設けていただき参加。京都・滋賀以外のセッションは企んではみたものの実現せず。これは実行力の弱さだな。東京出張の時に布川俊樹さんにセッションにおいでと言っていただいたりしたんやけどなぁ。

演奏の録音はスタジオでは実施したが、Vincentではあまりちゃんとやらなかったので反省。演奏の中身としては、新しい曲はあまりやらなかった。ロストするとかの大失敗はなかったが、アドリブの録音を聴き返してみると、一本調子で辛い。今後は意識したいところ。

・コピー(トランスクライブ)

数曲のトランスクライブや市販のコピー譜でコピーしてみて、それなりに発見などはあったが、もっとやらないと、自分の演奏には活きてこないと感じる。真似てみたい演奏はたくさんある。誰の、どの演奏をコピーして勉強するか、焦点を絞らないと、中途半端になりがちである。

・コンピング(バッキング)

いくつかのネタは仕込んだりして、実際にセッションで使ってみたりするようにはなった。今月からは、ハーモナイズドベースラインを練習。

・イントロ、エンディング

いくつかネタを仕込み、セッションで演奏してみた。ただし、いくつかのスタンダード曲に対して仕込んだだけの状態であるため、今後はさらにシステマティックに勉強・練習し、どんな曲にもちゃんと対応できるようにすることが課題。

・ガットギター

全然できてない。反省。ずっと気にはしていたのだが、フルアコでのストレートアヘッドなスタイルでの練習不足が気になり、そっちを優先してしまったのが原因。練習計画をきっちり立てれば、何とかなるはずだ。

以上を踏まえて、2013年の目標を設定しよ。

Bop-Beアナライズ

Keith Jarrettの曲”Bop-Be”を演奏することになった。まぁ素直なコード進行だから特に不要かもしれないが、頭の整理のためにアナライズ。KeyはF。

1小節目トニック、2~3小節目は平行調DmへのII-V-I。4小節目は次のBbへのII-V。

4小節目BbはKey of Fのサブドミナント。続いてAbへのII-V-I。8小節目はトニックFへのII-V。

続く4小節は1~4小節目と同じ。その後はサブドミナントBb-Eb7だが、このEb7はトニックへのサブドミナントマイナー(なのでBb melodic minorをイメージ)、次の2小節はトニック代理のIIIm7=Am7から始まるIII-VI-II-V。Fに解決し、次の小節Am7へのドミナントE7。

ここからBridgeで、Key=C(Am)と考える。Am7、そしてAm7のII-V-I、その後クロマチックに下降してGm7-C7で次のFにつなげる。

FすなわちKey of Cに対するサブドミナントからKey of CのトニックディミニッシュのF#dim。続いてトニックCに解決してI-VI。さらにII-Vまで進行して、Key of Fに戻るII-V。

あとは9~16小節目と同じ。以上!

バップ・ビー

ジャムセッション@Vincent

京都西陣Vincentでのセッション。金曜日に仕事を抜けられないことが多く、半年ぶりくらいの参加となってしまった。

今回は、アンプZT Lunchboxを持参して、鳴らしてみることにした(前回、時間の都合で叶わなかったので)。開始前にセッティング完了。というか、設置して電源確保しただけ。ホストの今井藤生さんやベーシストの方とアンプについてちょっとだけ会話。

ZT Amp コンボアンプ LUNCHBOX ランチボックス

今回は、Just Friendsをピアノ+ベースと、それからAlone Togetherをピアノ+ベース+ドラムで演奏させてもらった。Just Friendsでは、音量を上げてくれとピアノの今井氏から言われたが、これがMaxなんですよ。。。小さな巨人Lunch Box、どうなんやろか。演奏している本人は、まぁまぁな音量で他の楽器とのバランスも悪くないと思ったが、どんな感じか。あ、もっと他のお客さんに感想聞いておくべきやった。

ドラムが来るまでの間、ベーシストさんが「ギターがリズム刻んでくれたらええのに」と言ってくださったが、遠慮。とりあえず飛び込んでおくべきだったな。

常連のハーモニカSKさんが酒バラに誘ってくださったが、それもしばらくノータッチだった曲なので遠慮。これも飛び込んでおくべきだったと後悔。

今井氏の生徒さんのフルートが2名、ヴォーカル+ピアノが1名、アルトサックスが常連YOさんのほかにもう1名。他の方も生徒さんかな。ヴォーカルも常連の方が数名。なんか、どんどん参加者が増えてくる。

アルトサックスYさんとは「何かやりましょか」「ほな、枯葉で」となり、次に声がかかるまで待機。

前回(=半年ほど前)参加されていた謎の女性アルトサックスの人が、今回も同じくらいのタイミングで参加。なんか、おもろい感じの方だが、サックスは上手い。私と同じテーブルに席を取り、「Fly Me to the Moonやりまひょか」みたいな会話になったので、一緒に演奏することに。

だいぶ遅い時間となり、ホスト今井氏が「じゃあ最後に皆で枯葉を」との号令で、皆で出て行って枯葉。ピアノのコンピングとのバランスが、難しい。音量や音数、研究しなければ。これで終了しかけたが、先述のアルトサックスの女性が「センセー、Fly Meやりたいねん」とのことで、約束通りFly Me to the Moon。これも入れ替わり立ち替わりで楽しく演奏。

今回は、自分の演奏の振り返りのため、2曲だけ録音した。聴いてみたら、まぁ昔よりはマシになってきたかなという印象。しかしまだまだである、ホンマ。あとは、次回以降も継続参加できるよう努力しよう。