James Francies “Flight”

James Franciesのアルバム”Flight”。これ、なぜ聴こうと思ったかというと、Mike Moreno(gt)が参加しているから。

先に結論だけを書いてしまうと、私にとってはイマイチな作品だった。でもそれだけでは何も前進しないから、もう少し感想を。まず一聴した印象は、楽曲の雰囲気への違和感(あくまで個人的な好みの話よ)。Mike Morenoがこれまでサイドで参加してきた作品のいずれとも異なるジャンルだからだろう。Mike Morenoのサウンド自体はいつものスタイルそのものだから楽しめるし、少し異なる音色を聴かせる曲はソリッドのやつを弾いているのか、ファンにとっては新しい感じだし、楽しめるのだが、そもそもこのアルバム、Mike Morenoがそれほど参加しているわけではないのよね。なのでアルバム全体としてはMike Moreno臭(そんなんあるんか)が薄い。サイドバーとしての魅力的なMike Morenoを聴こうというファンにとっては、物足りない作品だと思う。

まぁJames FranciesってMike MorenoとはHoustonつながりなのね。それにしてもHouston系(勝手に命名してみた)の台頭は今後どのようにジャズの世界を変えてゆくのだろうか。

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