Jazz Guitar Magazine Vol.1がようやく届いた。Jazz Guitar Bookと似たコンセプトのムックながら、目次を眺めて良さそうだったため、あまり迷わずポチッたのであるが、期待通りのなかなか楽しい本で、よかった。
表紙も背表紙も「憧れのヴィンテージ・ギブソン」とあるので、機材メインの本かと思わせるが、そうではない。第二特集が「今こそ、ビバップ」であり、これも表紙と背表紙の両方に控えめに書かれている(笑)。ビバップに関してはかなりのページが割かれており、なかなかの気合を感じる。ビバップ期を支え、今なお人気を博すギタリストが詳しく紹介されていたり、ビバップ特集の最後はGiant Stepsをギターで攻略するための記事(高内春彦氏)もあるし、なんか、素晴らしいんじゃないでしょうか!
インタビューはMike Moreno先生を含む5人。Mike Moreno先生の発言は、最近リリースされたElite Music Mentorでのレクチャと共通する話題もあり、あらためてMike Morenoの考え方や、何を大事にしているかがよくわかる。
小沼ようすけ、宇田大志の両氏による各講座は「第1回」となっているので、この雑誌自体、これから定期的にリリースされるという志と見た。そもそも雑誌の名前が「Vol.1」だし。今後の展開が楽しみだ。