Jazz Guitar Magazine Vol.2が発売されたので入手。この類のムック、どんどん増えて本棚にずらっと並んでゆくから、そろそろ買うのはやめようかと迷ったが、結局は買った(実際のところ、迷うフリだけして、最初から買うつもりだったけど)。インタビューやら特集記事が魅力的だし、こういうムックは後からよく読み返したりするから、買って後悔したことはない!ということにしておく!
今号の特集は「ブルーノート・レーベルのギタリスト」。しかしまぁ、Jazz Guitar Bookシリーズにしてもそうだけど、よく特集ネタが尽きないもんだ。事実、このブルーノート特集もなかなかに読み応えがあって面白い。ブルーノートの全てを書いていたら本一冊では足りないくらいだと思うが、ギタリストという観点で記事にすれば、ムックの特集としてはちょうど良いボリュームになるのね。
ブルーノート&ギタリストというキーワードすぐにイメージするKenny BurrellやGrant Greenについての記載は言うまでもないし、その他にもサイドメンとしてギタリストが参加した盤などの紹介も詳しい。ここで紹介されている音源、全部聴いてみたくなる。
インタビューも、Miles OkazakiやLage Lundなど、これまた興味深いものばかり。
Miles Okazakiは、最近リリースされたThelonious Monk全曲集が話題で、そのアルバムについて語っている。それにしてもこういう仕事、すごいな。何でも途中で投げ出してしまう自分との違いを見せつけられる(比べるな!)。今月来日するLage Lundは、NYの最先端のジャズギタリストの中でも特にユニークなスタイルが興味深い。最新盤”Terrible Animals”が、これまた独特なサウンドで面白いのよね。
Jazz Guitar Magazine Vol.2、ざっと見たけど詳しくは読めていないので、当分はじっくりと楽しめそう。