Jonathan Kreisbergのピック

Jonathan Kreisbergはピックの後部(尖っていない方)を切り取ってしまうというのはわりと知られた話だが、ずっと「なんのこっちゃ?」と思っていた。しかし、この数日、ギターを練習している時に気づくことがあってピックの持ち方を少し変えてみたら弾きやすくなった、ということがあり、Jonathan Kreisbergの短く切ったピックの意味も、ひょっとしたらこういうことかもしれないと思うに至った。

私の場合、ピックの後部を握る癖があり、これだとピックの先端の振りが大きくなるので、速いフレーズはバタつく。これを改善するために、握りの位置をぐっと先にしてみた(といってもおそらく1mmくらいか)。ピックの「しなり」は弱くなるものの、動きは機敏になった印象。これに「脱力」を意識してピッキングすれば、速いフレーズも流れるようにレガートに弾きこなせる。かもしれない!

それで、ピックの握りの位置を先端に移すと、その分、ピック後部が「余分」な感じになってくる(ただし1mm程度)。かといってこれが邪魔かというと、私の場合はそれほどでもなくて、あってもなくてもよい感じなのだが、この「余分」な部分が邪魔だと感じる人は、この部分を切り取るのかもしれない。

なんてことはJonathan Kreisbergは微塵も考えていないのかもしれなくて、全く別の発想でピックを切っているのかもしれないが、ピックとその握りのわずか数ミリの攻防は演奏を左右する要素なのだなという当たり前のことを、またしても考えてしまった次第。

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