Kurt Rosenwinkel Trio @ Mister Kelly’s

Kurt Rosenwinkel Trioを聴きに行った。2018年9月6日、大阪Mister Kelly’sにて。皇帝Kurt Rosenwinkel様のライヴを聴くのは、実は初めてであるよ。

晩から雨が降るとの予報通り、わずかに雨が降り始める中、職場から会場へ。入れ替え制の2nd stageを予約しており、開場の10分以上前に到着してしまった。到着したとたん、1stを終えた皇帝が店からぶらっと出てくる。思ったより腹が出ているけど、そんなことはいいとして、どこかに向かう雰囲気だったので、声をかけることもできず見送る。

「予約順に、席はあらかじめ確定しております」との店員コメントだったが、ちゃんと決まっていない様子で、前の客が席を決めかねているとか言いながら、前方のカウンター席に案内される。どういうことか全く理解できんが、とりあえず皇帝のすぐ近くの席なのでまずはOKなんじゃないでしょうか!

ワインとなんこつ唐揚げを注文し、あらかじめもらっておいたWay Out West 9月号をパラパラ見ていたら、「先着順にプレゼント」とのことで、2枚組ピックをもらっちゃった。金銀のピック、帰宅して開けてみたら金はKurt Rosenwinkel Trio Japan Tour 2018のロゴ入り、銀は渋谷WALKIN’のロゴ入りでKurt関係なし。そういうことね。でも一応、限定っぽくて嬉しい。相当あとから入ってきたお客さんももらってたけど!

待つこと1時間。ついに皇帝登場。ちなみに、メンバはKurt Rosenwinkel(gt)、Mark Whitfield Jr.(dr)、川村竜(ba)。ベースは当初予定のDario Deiddaが体調不良で来日を断念したため、このトリオメンバとなった。セットリストは

Along Came with Betty (B.Golson)
Falling Grace (S.Swallow)
Goodbye Pork Pie Hat (C.Mingus)
Serenity (J.Henderson)
Time Remembered (B.Evans)
26 2 (J.Coltrane)
あと不明一曲

って感じ。後半の曲名は、忍さんに教えていただいたので追記した。ありがとうございます!初めて聴くKurt Rosenwinkelのサウンドは、なかなか凄まじいものであった。ギタートリオという編成におけるギターの音量や音圧など、勉強になるわ。曲の合間にKurtがiBookを覗くのだが、何じゃろか?セットリスト?

ギターもすごいが、ドラムとベースも最高であった。ベースの川村竜、初めて聴いたのだが、素晴らしい。豪快なパワーでベースをブンブン鳴らすのだが、音が美しくて安定感抜群。全体として、ギタートリオに対して抱いていたイメージが覆された感じ。

終演後、会計を済ませて店外に出て、歓談しているKurtと少し会話。私のRochester時代の師匠Bob Sneider氏とKurt、面識アリで同い年。私も日本では同じ学年。握手をして退散。雨が本格的に降り始めていた。

“Kurt Rosenwinkel Trio @ Mister Kelly’s” への2件の返信

  1. ご無沙汰しています。あー、やっぱりサルさんだった!「お顔を見て、そうかな?」と思ったのですが、数年前のPeter Bernsteinの時に少しお会いしただけだったので自信がなく、ご挨拶出来ずスミマセン。カート凄かったですね。後半はEvansのTime Rememberとコルトレーンの26-2、最後のブルースは分かりません。また、どこかでお会い出来るのを楽しみにしています。

    1. 忍さん、ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
      実は、忍さんがおられることには気づいていたのですが、お友達たくさんと一緒にいらっしゃったので、お声がけするのを躊躇してしまいました。そうですね、忍さんは有名ミュージシャンだから、こちらからはすぐわかりますが、私の顔はわからないですよねー。私からご挨拶すればよかったと思います。失礼しました!
      曲の情報をいただき、ありがとうございます!オリジナルとかを演奏するかと思いきや、ジャズミュージシャンのチューンが中心でしたね。
      また、お会いしましょう。あるいは、飲みに行きましょう(笑)。

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