Pat Metheny@サンケイホールブリーゼ

Pat Methenyのライヴを聴きに行った。2016年5月18日、大阪サンケイホールブリーゼ

メンバーはPat Metheny(gt)、Antonio Sanchez(ds)、Linda Oh(ba)、Gwilym Simcock(pf, key)。

2014年に神戸で聴いた時には最前列の席だったのだが、今回は、1階のかなり後方の席(涙)。まぁしかし、ナマでPatの演奏を聴けるのは、ありがたいこっちゃ。

少し早目に会場付近に到着したので、ひとまず腹ごしらえ。大阪駅前第三ビルの地下、はがくれで生醤油うどん。いつ食っても、美味い。

ゆっくりしてたら、開場時刻になったので、会場へ。Pat仲間(というか、Pat道の師匠)に会い、早速Patの話で盛り上がる。開演時間が近づいたので、自分の席へ。

セットリストは、次の通り。タイトルを知らない曲も多かったので(Pat道、まだまだ修行中)、Patweekのサイトを参考にさせていただいた。というか、そのまま情報をいただいた。

Into The Dream (Pikasso guitar intro)
So May It Secretly Begin
Have You Heard
Sirabhorn
Missouri Uncompromised
Unquity Road
Travels
James
Midwestern Nights Dream
Last Train Home
The Red One
Farmer’s Trust
不明曲
不明曲
 
How Insensitive (PM & Linda Oh duo)
Phase Dance (PM & Gwilym Simcock duo)
Question & Answer (PM & Antonio Sanchez duo)
Minuano (Six Eight)
 
[Encore]
Are You Going With Me?

And I Love Her (PM solo)

前回聴いた神戸もそうだったのだが、Pat Metheny、2時間半、ぶっ続けで弾きまくり。全く疲れを見せない。MCも、メンバー紹介のみ。あとは、ひたすら弾く・・・もう還暦過ぎてるのに、すごいパワーだ。我々は、もう、ただひれ伏すしかないのである。

2014年のライヴは、Unity Groupとしてのツアーであり、「Unity Band」「KIN」のアルバム収録曲を中心に演奏されていたが、今回は、Patの名曲をどんどん聴かせるといった趣向のステージであった。

多くのサイトで指摘されているように、Pikasso Guitarを弾き終えてからSo May It Secretly Beginのギターテーマが始まるタイミングで、キーがズレたように聞こえた。Patweekでも考察されているが、結局、何だったのか、よくわからん。

若いプレーヤーを従えての新しいバンド。Pat Methenyの音楽は、これから、どんな進化をしてゆくのだろう?

ちなみに、今回のライヴのメンバーでのアルバムはまだ録音されておらず、最新アルバムはUnity Groupによるものと、Cuong Vu Trioとの共演である。

ユニティ・セッションズ
Unity Groupのワールドツアーを終え、スタジオで録音されたアルバム。あのライヴの感動が、よみがえる!

ミーツ・パット・メセニー
以前、Patのバンドに在籍していたCuong Vu(tp)率いるトリオとPatによるアルバム。Cuong Vuは2004年のRochester International Jazz Festivalで地元のレストランで聴いたのだが、やたらとエフェクターを駆使して奇妙なサウンドを聴かせており、個人的にはよくわからなかったのだが、あれから10年以上を経て録音されたアルバムだ。

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