TOMO TOMO CLUB@Back In Time

小岩Back In Timeにて、TOMO TOMO CLUBのライヴ。プログレッシブ・ジャズロック。メンバーは梶川朋希(gt)、上野朋洋(org)、よしじまともひと(ds)。全員TOMOだからTOMO TOMO CLUB(なのだと思う)。3人だけどTOMO TOMO TOMO CLUBではなく、TOMO TOMO CLUB。それはどうでもよくて、少しだけ動画を見たことがあり、以前から聴きたかったのだ。

開演の少し前に到着したら、もう既にかなりの人数のお客さん。カウンター席に座ってビールを飲んでいるうちに、どんどんお客さんが増えて、あっという間に満員。予想はしていたけど、やはりそうか。期待がより一層高まる。

時間になり、開演。Herbie HancockのButterflyとActual Proofでスタート。歪みと空間系のテクニカルなギター、変幻自在の鍵盤、静寂と立体感のドラムが三位一体で完全にユニークな世界を創り出す。これはすごいわ。その後もプログレ全開。

当然と言えば当然だが、お客さんもプログレ好きの模様。「プログレッシャー」と呼ぶらしい。知らんかった。プログレ好きな人からかけられるプレッシャーのことかと思ったら、そうじゃなくてプログレファンのことなのね。コアなプログレのミュージシャンの話なんかを交えたMCも盛り上がった。

2ndステージでは、メンバーのオリジナル曲も聴くことができたが、これまたプログレというかコンテンポラリーというか。まぁ、どんな曲を演っても、このバンドであればことごとく、そのユニークなスタイルに料理してしまうんだろうけど。

プログレのナンバーが続く中、唯一ジャズっぽい曲だったのがKeith Jarrettの”The Windup”。最近ではJulian Lageがやっていたな。

ギター足元。やはりリヴァーブはSky Blueか。最近はセッションでアンプ直結ばかりの私だが、こういうサウンドを聴いてこのエフェクターボードを見ると、色々とサウンド作りにもトライしたいと思ってしまう。

めっちゃ刺激的なTOMO TOMO CLUB。今も興奮が冷めない。

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