Pat Methenyに代表されるピッキング。すなわち、親指と中指でピックを持ち、そこに人差し指を添え、ティアドロップ型ピックの丸い角(=尖っていない部分)で弾くピッキング。わりとこのやり方でピッキングをする人は多いようだが、これの意義がよくわからん。
この弾き方をするのは、「丸い音が出る」のが理由のようだが、ホンマにそうなのか?この丸い部分でピッキングすると、音の輪郭がぼやけすぎて、インパクトが弱い音になってしまう気がするのだが。そして、本当に丸くてまろやかな音を出すためには、ある程度尖ったピックが必要だと思うのだが。例えばこのJim Dunlopのピックは、丸すぎて私は無理だったりする。
というようなことを思い続けているのだが、実はPat Methenyが使用しているピックはわりと薄いものだったりするので、こういった要素も関係しているのかもしれない。つまり、厚めのピックを使っている私が、自分を基準に考えるから理解できていないだけなのかも。その一方で、このMetheny的ピッキングをするMike Moreno先生は「ピックは何でもいい」とおっしゃるから、結局は右手のテクニックが全てなのかもしれない。ただしMike Moreno先生がピッキングでどの部分(丸い部分or尖った部分)を使っているのかは私は知らない。とか考えだしたら、夜も眠れん。
まぁ他の人を理解する必要はないんだろうけど、不思議なので気にはなる。