弦交換するにあたり、久々にサバレスを選んだ。高音弦アリアンスと低音弦コラムのセット。学生時代にこのアリアンスが発売された時、高音弦の明瞭な音が画期的で大喜びして使い始めたものだった。特に自分の楽器にも相性が良く、ハードテンションを愛用していた。ただ、今回久しぶりにアリアンスを入手するにあたり、ノーマルテンションを選んだ。学生時代にハードテンションを使っていた時、やや張りが強すぎる感じがあったから。
届いたアリアンスを、張ってみる。最近の新素材の高音弦はいくつか試したことがある(むしろ従来のナイロン素材の弦を使うことの方が少ない)から、細いことには慣れていたつもりだけど、張っている途中で、最初にブリッジに固定していたつもりの弦が抜けてしまった。30ウン年ギターを弾いているが、こんな失敗は初めて。おそるべし、アリアンス。
ちなみに、学生時代は低音弦はオーガスチン青を使っていたから、このセットの低音弦のCORUMを使うのは初めて。しばらく使ってみて、評価しよう。いや、めんどくさくて、まだ低音弦は交換していないのよね。
前回使っていたプロアルテのチタニウム高音弦は、音程は良いし、バランスも悪くはなかったけれども、やや音色が硬かったかも。それよりも、温まってくると音が高くなるという不思議な性質だったんだが、これは素材によるものなのか、使い方によるものなのか、謎。