久々に理論を復習

「復習」なんて、えらそうに書いたけど、この本は勉強になった。「納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室」。今までに基本的な理論は勉強したつもりだったし、特に最近は自分にとって必要なのは理論とかじゃなくてグルーヴとかリズムとか聴く耳とかだと思い、理論を勉強することには興味が希薄だったのだが、この本をなんとなく復習のつもりで開いてみたら、ちゃんと頭に入っていなかったことがあったり新たな発見をしたりで、楽しく読み進めてしまった。何が復習やねん。要するに、今まで、勉強したつもりでも、必要な情報が頭に入っていなかったり、楽曲のアナライズをそれほどちゃんとできていなかったということなんやろな。

個人的には、様々な局面における最適なスケールを探し出し、実践に生かすための考え方がアドバイスされているのが勉強になった。このようにじっくりと分析して準備しておかないと、セッションでのアドリブにも広がりが生まれないんやろなーと思ってしまった。

いわゆる「理論」と呼ばれるような話のほかにも、「グルーヴ」に関する考察も、興味深く読んだ。なかなか言語で説明しにくい概念だが、それをわかりやすく納氏の考えで説明されており、なるほどと感じた。

「実践理論」と銘打ってはいるものの、当然、この本を読んだだけですぐにアドリブの幅が広がるわけではない。本当の実践は、自分で音を出して探求し始めてからだ。早速、この本で学んだことを応用してスタンダード曲のアドリブを組み立ててみようではないか。と思いながら全然やらないのが、ダメな私なのよねー。

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