絵本の世界が好きだ。サラリーマンやってるけど、勝った負けたとかの世界はイヤでイヤで、とにかく絵本の中のファンタジーが好きだ。
月刊モエで せなけいこ の特集をやっていたので買ってきた。せなけいこ氏、1931年生まれというから、今年88歳、まだまだ現役。今年、絵本作家デビュー50周年。
せなけいこ氏の絵本は、自分が子どもだった頃には読んだ記憶はないが、子育てをする時にはずいぶんお世話になった。この独特な世界、何とも魅力的なのよね。ちぎり絵は、決して技巧的に上手いという印象ではないのだが、せなけいこワールドから伝わるやさしさがある。そして、ストーリーも個性的。「えっ」というような作品も少なくない(絵本で「ネタバレ」ってあるのか知らんけど、ネタバレしないように注意、注意)。
個人的に印象的な作品は「ねないこだれだ」の他に「ルルちゃんのくつした」。大人でもこの絵本には少し「?」となるけど、子どもはどう感じるのだろうか?「?」はあっても、やはり独特なやさしさで包み込んでくるせなけいこの世界は、魅力的なのだ。
ところで「ねないこだれだ」。はい、私です。ごめんなさい、もう寝ます。