家族で、高島屋京都店で開催中の「第48回 京都府私立幼稚園かいが展」を見に行った。娘の絵が展示されていたわけではないのだが、子どもの絵というのは、どれもとても興味深い。独自の空気感みたいなのを漂わせている絵、見ているだけでこちらが和んでしまうような絵、面白くてたまらん絵、など。
昼は、そば屋の本家尾張屋。昼前なので、ちょっと待っただけで入れた。私はせいろそば定食を注文。わりと早く出てきたぞ、なんか嬉しいな。そばは、予想通りの美味しさ。香りもほどよく、のどごしも良い。そして、定食のかやくご飯、これがまた絶品。一口食べて、「うす味やな」と感じたが、うす味の美味さというのが、これまた素晴らしい。単に味が薄いだけではなく、口の中で上品な味が広がるのだ。決してギラギラと主張せずに、しかし深い味わいで印象を残す。さすが京都。この奥深い味わいが、そばの風味をこわさずに見事に定食としての調和を奏でる。今まで、そばとかうどんとかの定食のかやくご飯などをさほど意識することはなかったが、これからはもう少し意識してみよう。
娘も、大人と同じせいろそばを注文し、ほぼ完食。やっぱり、美味いんやな。朝から「おとなとおなじそばが食べたいねん、つゆつけて、ねぎがついてるやつ」と言うとったしな。