2017年6月11日(日)、枚方ジャズフェスティバルとライヴ居酒屋でのライヴの、ダブルヘッダーであった。同じジャズフェスティバルで3会場で演奏っていうのは先日の東近江ジャズで経験したが、別々のイベントでのダブルヘッダーは、初めてであった。
枚方ジャズフェスティバルは、厳密にいうと秋の本フェスティバルに対するプレイベントであった。高寺和美クインテットで出演させていただいた。
会場は京阪電車枚方市駅近くのMay’s Dining。プレイベントとはいえ、駅前はなかなかにぎわっていて、ええ感じ。May’s Diningは、前の友人バンドが演奏中であったが、満員っぽくて入れそうにない雰囲気だったので、入れ替え時間まで待って会場入り。セッティング開始。アンプは会場設置のものを使わせてもらうことにした。
- Blue Minor (Sonny Clark)
- Song for My Father (Horace Silver)
- The Night Has A Thousand Eyes (Benjamin Weisman)
- We’ll Be Together Again (Carl T. Fischer)
- Caravan (Juan Tizol – Duke Ellington)
ギターのサウンドが埋もれてしまわないよう、最近はTrebleを高めに設定しているのだが、Song for My Fatherであまりにクランチな感じの音色が出ていたので、ピアノソロ時にアンプいじって調節。その後も、少しずつ調節しつつ演奏。狙っていた音色には着地できたと思う。
演奏後は、メンバ+友人で喫茶店。皆それぞれ、ちょこちょこ失敗してたという話をしつつケーキとコーヒーでのんびり過ごす。
さて、夕方から次の会場である宇治市のWaoyaへ。ここではギタートリオ “nuage”で演奏させていただいた。少しリハをやって、19:45頃に演奏スタート。
1stステージ
- Eye of The Day (Noriyuki Hosoya)
- Haifa (Noriyuki Hosoya)
- Star Eyes (Gene de Paul – Don Raye)
- First Song (Charlie Haden)
- Windows (Chick Corea)
ヴォーカルのkeikeiさんが聴きに来てくれたので、2ndステージは2曲のヴォーカルシットインでスタート。
- Summertime (George Gershwin)
- Besame Mucho (Consuelo Velasquez)
- Four on Six (Wes Montgomery)
- All The Things You Are (Jerome Kern)
- Moment’s Notice (John Coltrane)
- Cantabile (Michel Petrucciani)
- September Second(Michel Petrucciani)
Moment’s Noticeなんかは、演奏しながら自分のリズム感の悪さを痛感。いくつかの曲は、以前のジャズフェスで演奏したことがあったので、少しこなれた感じも。やはり、ジャズといっても、しっかりと曲を仕上げるという過程は必要であるという当たり前のことを認識。
終演後は、マスターとヴォーカル宇宙さんと一緒に音楽談義でえらく盛り上がり、夜中に店を後にした。長い一日であったが、楽しかった。
翌日には、Waoyoでの演奏の録音を聴き返してみたが、あまりに自分の演奏が酷くてショックを受けている。これは、一から修行だな。