トモ藤田氏の最近の本。ジャズに特化した本ではないが、グルーヴはジャンルを問わない重要なテーマだし、特に私にとっては大きな課題なので、早速読んでみた。
付属のCDを電車の中で聴いたり、CDを聴きながら本を読んだり、取り組みやすい本である。内容についても、ギタリストが陥りやすいパターン(フレットを形として解釈し、やたらと時間を音で埋めまくるだけでグルーヴしない、とか)などを挙げながら、具体的なグルーヴを生み出す練習法を紹介してくれている。
練習法自体は、非常にシンプルでわかりやすいので、面白そうなものからやってみようと思う。楽器を持たない練習法なども、興味深い。この本も、折に触れて読み返したいものである。