金沢ジャズストリート2017に、高寺和美クインテットで出演させていただいた。9月16日、片町きらら会場にて。
会場は元々、香林坊アトリオ前広場だったが、台風が直撃する予報のため、変更。これに伴い、演奏時間もセッティング含めて30分に短縮。関西から5人で出かけて演奏が実質25分程度とは残念だが、台風だし、事務局の皆さんも全力で調整された結果だから、むしろ感謝しながら演奏だ!
曲を減らしたセットリスト。
The Night Has A Thousand Eyes
Song for My Father
Moose The Mooche
1曲目の「夜千」では、自分のソロが1コーラス終わったらピアノがソロを弾き出したようだったので、すぐにコンピングに切り替えたが、ピアノもコンピングしてる模様。アイコンタクトでもうソロやっちゃってと伝えて乗り切ったが、これは反省。
Song…は、Bob Sneider師のソロを研究して本番に挑んだが、なかなか思い通りにはいかん。ソロは3コーラス弾いたが、変化に乏しく、3コーラス弾く必然性が弱い。ってことを弾きながら感じて辛くなってきた次第。
Moose…も、自分のソロは変化に乏しい感じ。テーマはユニゾンで強引に弾ききって終了。
機材を片付けていたら背後から声をかけられ、振り返ったらなんと福岡勤務時代の同僚。「何してんねん」「それ、こっちのセリフです」。そういえば去年から金沢勤務だったな。「バスケの練習の帰りに通りかかったので、聴いてました」とのこと。ありがとう。それにしても世の中、狭すぎ。
演奏後は、私はメンバと別れて家族と観光。兼六園とひがし茶屋街。今回、ジャズ演奏や観光や買い物をしたのだか、つくづく感じたのが、金沢ってええとこや!ってこと。街のサイズ、雰囲気、全てが絶妙にいいのだ。これは一緒に行ったメンバも口を揃えて言ってるから、間違いないのだ。
今回の旅、酒も買わず、九谷焼の器も買わず、寿司も食わず、しかしなぜか帰りの多賀サービスエリアで中古CD屋のセールでこれを買ってしまった私。500円也。ホンマにええの?
ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー