伏見稲荷大社近く、The ANSONIA CAFEの、13周年セッション。セッションホストは、戸田秀行(gt)、西脇敦子(pf)。このお店にお邪魔するのは数年ぶり。とても素敵なつくりで、なんだか落ち着ける場所だが、なんかご無沙汰してしまった。
到着したら、ヴォーカルさんが歌い始めるところだった。プロの方ですな。いい感じでOne Note SambaとShiny Stockingsを聴かせていただく。その後、ギターで参戦し、なんやかんや数曲を演奏させていただいた。よくよく考えたら、ジャムセッション参加っていうのは2ヶ月ぶりか。東京生活の最後にBack In Timeで演奏して以来だ。
ってことで緊張するかなと思っていたが、なんか和気あいあいとした楽しい雰囲気だったので、リラックスして演奏開始。自分の演奏は安定的にいつもの下手クソをキープ。あかんがな。いつも苦労する音量、今回もやや絞り過ぎた感がある。
13周年おめでとうございます、ってことでマスターに強引に歌わせてOn The Sunny Side of The Street。最後はボサノヴァやろうってことでWave。Tom Jobimの曲のコード進行はいまだに視覚的には不思議に感じるが、サウンドはきわめて美しいからますます不思議だ。ソロは何を弾くのか難しいけど、難しく考えずにコード進行に忠実に音を出せばそれなりにサウンドするから、輪をかけて謎だ。とは言ってもテキトーに弾くのじゃなく、ちゃんと練習しておこう。
戸田さん西脇さんともに、初めてお会いしたのだが、お二人ともめちゃくちゃイイ方で、他のプレイヤーさんとも一緒になって会話が盛り上がった。70年代の音楽の話とか。マイルスが電化していった時代とかフュージョンという概念が生まれ始めた頃のリアルタイムな話を聴くのは興奮する。
「夜は伏見稲荷がライトアップされていて、綺麗ですよ」ってマスターが教えてくださった。こんど見てみよう。