Bossa Novaの歴史をあらためて勉強

林伸次「BOSSA NOVA」を読んで、ボサノヴァの歴史をあらためて勉強した。これ、今は中古でしか手に入らない本らしいが、わかりやすく解説されていて、ボサノヴァへの愛も感じられるイイ感じの本。

歴史としてはショーロあたりから解説が始まり、ボサノヴァが本国ブラジルで終焉を迎えるあたりまでを中心に説明されている(ただし、その後の米国を中心としたボサノヴァの動きも解説アリ)。もちろん、CDも多く紹介されているので、聴きながら読んで、より一層楽しむことができた。

ボサノヴァが生まれ、ヒットした時代にリアルタイムで聴いていないので、どうもボサノヴァのミュージシャンやアルバムの時系列がよくわからず、気持ち悪かったのだが(まぁこれはジャズも同様だけど)、この本で大きな流れがよくわかった。細かいことをあえて割愛して、キーとなるミュージシャンにフォーカスして説明されているので、わかりやすいのよね。「あれも聴かなくては」「これも聴かなくては」と余計なことを考えなくてよくなるから、こういう情報整理はありがたい。

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