2012年目標

ぼけーっとしてるうちに、もう3月も終わってまうやないかー。今更ながら、2012年のジャズギター目標。特に、あれこれとアドリブソロやコンピングのネタを仕込むことよりも、タイム感、リズムの強化に重きを置く。

・ジャムセッション

月1回の参加を目標とする。毎回、新しい曲を1つは演奏する。演奏は必ず録音し、振り返る。また、京都・滋賀以外の場所でのセッションにも参加してみる。

・コピー(トランスクライブ)

耳コピーを中心に、気になる演奏は真似て、タイム感などを盗む。Jim Hall、Jimmy Raneyあたりが現在気になるところ。

・コンピング(バッキング)

これまで、どうしてもソロの練習に時間を割きがちであったが、今後はコンピングを真面目に練習する。ネタをちゃんと仕込む。

・イントロ、エンディング

かなり苦手なので、ちゃんと練習する。これもネタを仕込む。セッションで実践する。

・ガットギター

ボサノヴァのコンピングにも着手。昨年末に久々にクラシックギターを弾いて、技術的には何とかなりそうな気がしてきたので、ボサノヴァもやっとこう。

Alone Together – Jesse van Ruller

古いJazzlifE誌の切り抜きを整理していたら、練習中のAlone Togetherの、Jesse van Rullerの演奏採譜を見つけた。付録CDも残ってたので、聴きながら楽譜を見て勉強。公開セミナーか何かの録音らしい。

ギター一本による完全なソロ。私自身は、ギター一本によるソロはあまり好きではなく、Joe PassのVirtuosoなんかもほとんど聴かないのだが、このJesse van Rullerの演奏は、勉強のため聴いてみることにした。そうしたら、名手がうみだすグルーヴが、とても素晴らしいことに気づいた。楽譜も参考になるが、この楽譜をこんなに生き生きとした音楽として再現することができるのかという発見。これは、ソロ演奏だからこそよくわかるのかもしれない。

コードソロ的なフレーズについては、意外に限られたネタを繰り返している印象。つまりうまくサウンドさせるリズム、ノリがあれば、凝ったネタをあれこれ仕込まなくても聴衆の心には響くということか。練習しよっと。

2011の振り返り

2011年の目標に対する、実績を振り返ることとする。

・セッションについて
Vincent3回、tio1回、計4回のセッションに参加(あと、小島のり子トリオのライブアフターセッションで1曲だけ参加)。それなりに参加したつもりだったが、数えてみるとたったこれだけ。7月から参加したのも一因だが、頻度はやはり低い。

・レパートリー
目標としていた「新たに取り組む曲」については、My One and Only LoveNows the Time以外は練習し、セッションでも演奏した。その他は目標通り練習しセッションでも演奏し、当初目標以外にIt Could Happen to Youもやったので、1年で5曲ということになる。それなりにやったつもりだったが、やはり数えてみると少ないな~。
「以前弾いたが、再度練習する曲」の中では、Take the A Trainのみ、セッションで演奏。これは達成度が低いな。

・ピッキング
少しは滑らかになったと思うが、速いフレーズにはまだまだ余裕をもって対応できていない。右手の脱力を意識するようになり、多少はできるようになったかな、というレベル。

・コンピング
基本的なリズムパターンではできるようになってきたが、必死にコードを追いかけている感じであり、洒落たコンピングはできていない。

・イントロ、エンディング
あまりできていない。

・音量、音質
アンプを入手し、セッティングしてみたり、セッションでのセッティングもとりあえずサッとできるようになったり、と進歩はしているが、まだまだ勉強の余地がありそう。

これらを踏まえて、2012年の目標を立てよっと。

ジャムセッション@Vincent

11月25日、ヴィンセントのジャムセッションに参加。ホストは今井藤生さん(pf)。先日入手したアンプZT Amp LUNCHBOX ランチボックスを店で鳴らしてみたかったので、早めに行ってセッティングしようとしたが、結局、遅れて到着してしまった。ほぼいつもと同じ顔ぶれのメンバーが既にスタンバイされていて、間もなく一曲目You and the night and the musicがスタート。その間、ギターを取り出して準備。ステージから遠いテーブルについていたが、ヴォーカルの女性の皆さんが「どうぞ前へ」と言ってくださるので、いつもと同じ前方のテーブルに移動。

数曲演奏された後、順番がきたので、ベース、ドラム、ハーモニカ、もう一人のギター、の皆さんと酒バラをやらせていただいた。イントロはギターTさんにお願いしてしまった。なんとかソロなどできたかなという感じ。続けてアルトサックスOさんがBlue Bossaやろうということで、そのまま参加。何度も弾いた曲なのに、なんか意図しない変な音を出してしまった。これは明らかに「間違った音」と聞こえたであろう。その後は、ヴォーカルなど数曲が続いた後にSoftly, as in a Morning Sunriseを演奏。エンディングでもたついてしまった。

何人かが帰った後、再び順番が来て、イマイチ自信がないがStella by Starlightを演奏。なぜかこれか本日初のホストとのセッション(笑)。希望のテンポでイントロ出してと言われたが、イントロ無理です(涙)。今井さんにイントロ出していただき、スタート。念のため青本を譜面台に置いていたため、落ち着いて演奏できた気がする。今井さんのソロは3コーラス。3コーラス目はかなり熱く盛り上がり、コンピングも気分良く弾いた。しかし、やはりエンディングで意図しない音を出してしまい、無理矢理クローズした。
結局、参加者は、ヴォーカル6、ベース1、ドラム1、アルトサックス1、ギター2、かな。

さて、今回気づいた課題: イントロとエンディング。8分音符でダラダラとソロを続けないこと。ボリュームをもっと上げた方がよい(今井さんからのアドバイス)。とりあえず以上。

ジャムセッション@Vincent

9/23(金)、京都西陣のヴィンセントのジャムセッションに行ってきた。毎月の定例セッションで、ホストは今井藤生氏(本日はpfのみ)。参加者は前回参加した時よりも多く、ヴォーカル4人、アルトサックス2人、ハーモニカ1人、ベース1人、ピアノ1人、ドラム+ヴォーカル1人、ギター2人。

店に到着した時はまだプレーヤーは少なく、今井氏も来られてなかったが、ギターの一人とハーモニカで枯葉を演奏。ギターソロの時にリズム隊不在だったので、私も自席から生音にてコンピング参加。

今井氏や他の参加者数名が到着し、準備完了でセッション開始。トップバッター指名されたので、It Could Happen to Youを演奏。何か弾きにくい曲だと思っていたが、とりあえず何とかカタチにはなったか。演奏者が一巡し、私はFly Me to the Moonを演奏。また一巡くらいしたところで、アルトサックス奏者がFly Meを演奏されるとのことで、また指名いただき、演奏。やたら陽気なサックス奏者で、何がなんやらという感じで楽しく演奏。同じサックス奏者がAnother Youをやるということで、参加。

弾こうかなと思っていた酒バラとブルースは、順番の都合上、他の人々が弾いたため、私は弾けなかったので次回のお楽しみにしておこう。練習しとこ。

今回は、ハウリングを気にしたり、ボリューム調節に苦労したり(ちょうど良いと思ったら、音量小さかったとのこと)した。うまく調整できるよう、気をつけよう。

課題: ソロに変化をつけること。初見でコンピングやソロができるように練習すること(歌伴もできるように)。レパートリーを更に拡充すること。

11時過ぎまで盛り上がり、帰宅したら、娘からメッセージ。相変わらず「く」が鏡文字。

 

ジャズギター練習日記

コンピングの練習。ベース(ルート)を抜いて、3弦と4弦だけをメインに、所々オカズを入れる。6弦ルートや5弦ルートならパッと押えられるのに、3弦・4弦のみのパターンだと「あれっ、どやったっけ」となることがたまにある。特になじみが薄いコードなどで、起きてしまう。いかんな。形で何となくコードをおぼえてしまっていて、3度や7度がどこに位置しているのかを意識できていないということであるな。しかし、あらためてこれを練習することで、指盤上でのコードトーンの位置を再確認することにもなり、ソロの練習にもつながりそう。

jazz guitar book[ジャズギターブック] Vol.25 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz Guitar Book Vol.25は、コンピングという重要なテーマにフォーカスし、色々解説してあり、参考になる。インタビューにあるJim Hallの「フィットさせるてゆく」という表現が、わかりやすくていいな。

Days of Wine and Roses

新年の目標に従い、新たに取り組む曲の1つ目として、Days of Wine and Rosesの勉強。とりあえず、コード進行のアナライズ。Key in F。構成はA-A’。

2小節目:bVII7(9)=サブドミナントマイナー。3小節目(Am7=トニックの代理)に進行する。3小節目~4小節目はIIIm7→VI7であり、5小節目に解決するIIm7-V7。ただし、3小節目から8小節目にかけて長いIII-VI-II-V(サンロクニゴ)と考えてもよいのかもしれない。

さて、5~6小節目はIIm7=サブドミナントで、7~8小節目はサブドミナントマイナー(7小節目はIVm7、8小節目はbVII7)。つまり2段目全体ははIV△7-IVm7というサブドミナントな感じで、3段目のF△(or Am7)に向かう。

3段目はI-VI-II-V(イチロクニゴ)。

4段目はまず平行調DmへのII-V-I。続けて、C7(=V7 of F)へのII-Vとなる(ただし、15小節目にGmを挿入し、後半冒頭のF△へのII-Vとする)。そんなややこしいこと考えながら弾けへんわ。

さて、後半A’のさらに後半。27~28小節目は29小節目のAm7へのマイナーII-V。29~30小節目はIII-VI-II-V。31小節目でFに解決。

あとは、練習!

2011年 練習目標(曲)

2011年の重点取組みとして、レパートリー拡充を挙げたが、今年取り組む具体的な曲目をひとまず設定した。

  • ウェブサイト等で「セッションで取り上げられる曲」等を調査
  • 4ビート、バラード、ボサノヴァ、ブルースを網羅
  • 大量に目標を掲げず、優先順位が高いものを選出

と考えた結果、下記のようになった(既に一応弾ける曲は割愛):

<以前、弾いたことがあるが再度練習が必要なもの>
 - Satin Doll
 - Take the “A” Train
 - You’d Be So Nice to Come Home to
 - Tenderly
 - Blues in Bb (C Jam Blues)
 - Girl from Ipanema
 - Manha de Carnaval
 - The Shadow of Your Smile

<新たに取り組むべきもの>
 - Days of Wine and Roses
 - On Green Dolphin Street
 - Softly, as in a Morning Sunrise
 - Stella by Starlight
 - My One and Only Love
 - Nows the Time

多少の軌道修正はあるかもしれないが、これで行こうと思う。

2011年 練習目標

2011年の練習目標を設定。大括りな目標としては、ジャムセッションに参加して、まともに演奏ができるレベルに到達すること。そして、そのために下記の重点取組み項目を設定。

・レパートリー拡充
弾けといわれてすぐに対応できる曲が、まだまだ少ない。今までに少しでも弾いてみたことがある曲というのは少なくないのだが、それらも忘れてしまっていたりするので、もったいない。具体的に取り組む曲も、選定した(別途アップする)。

・ピッキング
ピッキングが下手なために、滑らかな演奏ができないことが多いし、速いパッセージに対応できなかったりするので、演奏できる範囲が限定されてしまっているのが現状。Contemporary Jazz Guitar 1などのフレーズを様々なテンポで弾けるよう、練習する。

・コンピング
コンピングができないと、ギタリストの存在価値は半減。しっかりソロを盛り上げることができるコンピングを身に付ける。余裕があれば、ガットギターによるボサノヴァのコンピングも練習してみたいが、そこまで手が回らない気もするので、優先順位は下げておこう。

・音色、音量
いくら凝ったフレーズを弾いても、音色や音量が適切でなければ、台無し。逆に、シンプルなことをやっていても音色や音量が魅力的であれば、聴衆に訴えることができる。ということで、アンプ(現在、持ってない。知識もない)の入手なども検討しつつ、音色と音量をコントロールできるようにする。

・イントロ、エンディング
あまりしっかり勉強していないが必須のテクニックであるため、ちゃんと勉強して、一通り対応できるようにする。

以上だが、あと実践的なフレーズはレパートリー拡充にあわせて練習し、身に付けたい。スケール練習は、優先順位を下げる(取り立ててはやらない)。

2010年を振り返って

今年最後のレッスンを終了。

一年のジャズギター演奏を振り返ってみると、良かった点は

  • 勇気を出して2回ほどセッションに参加した
  • 菅野義孝先生のレッスンを受講し始めて、ペースができた

反省点は

  • ペースができたと言っても、練習量は少なすぎる
  • 特に、レパートリーがほとんど増えていない
  • セッションでは失敗が多かった

といったところかと思う。比較すると反省の方が大きい。

よし、正月には、新年の具体的な目標を立てよう。というか、今から考えよっと。

jazz guitar book[ジャズギターブック] Vol.24 (シンコー・ミュージックMOOK)と言いながら、本日はJazz Guitar Book Vol.24の菅野義孝 「目からウロコのアドリブ・アプローチ術3」でリディアン7thの練習など。今まで、頭の中でメロディック・マイナーに置き換えて「テキトー」に何となく弾いているだけだったので、ちゃんとフレーズ練習しよう。