On The Way Home

ポーランドのピアニスト率いるAdam Jarzmik Quintet (featuring Mike Moreno) のアルバム”On The Way Home”。

Adam Jarzmikについては、Youtubeでこのアルバムのプロモーションを見て初めて知った。まぁいつものようにMike Moreno先生の動画を見ようとしたら検索でヒットして、Mike Moreno目当てで動画を見た次第。 “On The Way Home” の続きを読む

Funky 7 が Funkyでイイ

大坂昌彦(ds)の2010年のアルバム”Funky 7″。リリースから8年たった今頃に聴いているのだが、これがまためっちゃイイ。タイトル通り、セプテットの編成でファンキーな音楽をひたすら聴かせるアルバムなのだが、聴いているうちに体がひとりでに動いてしまう、とにかく素晴らしいグルーヴなのだ。 “Funky 7 が Funkyでイイ” の続きを読む

Chet Baker Live in Tokyo の美しさ

Chet Baker Live in Tokyoを聴いている。あぁこの季節にピッタリのサウンド。スピーカーに対峙して聴くのもいいし、BGMなんかにしても最高だろう。奇をてらった攻め方など微塵もなくて、スタンダード曲を取り上げてオーソドックスに音を創り出しているだけなのに、これほどの美しさ。コンテンポラリーなジャズを聴くことが多い現代人の耳には、かえって新鮮に響くのかも。 “Chet Baker Live in Tokyo の美しさ” の続きを読む

Gene Bertoncini がすごい

最近、久々にGene BertonciniのCDを聴いてみて、今更ながらすごいなーと感激。

2003年にRochesterのEastman School of MusicのKilbourn Hallでこの人のソロライヴを聴いたのだが、実はその時にはあまり感動しなかった。自分自身が元々クラシックギターを弾いていたこともありジャズギタリストの完全ソロ(Joe Passとか)にはずっと違和感を抱いていたし、ちょうどBertonciniのライヴの前日に同じ会場でクラシックのRaphaella Smitsのギターリサイタルがあり、そっちで感動してしまっていたというのもあって、どうもBertonciniの演奏には感動できなかったのだ。そのライヴの翌日だったか、Little Theater Cafeにぶらっと立ち寄ったらBertonciniが演奏していて「リクエストある?”I Love You”?よしわかった」みたいに客と会話しながらサロンコンサート的に演奏していたが、あまり演奏を聴かずに退散したような気がする。あーもったいなっ。 “Gene Bertoncini がすごい” の続きを読む

Day Trip / Pat Metheny Trio

いやもう、Pat Metheny大好きな私なのに、最近までこれらのアルバムDay TripとTokyo Day Trip Liveは入手すらしていなかった。なぜか?わからん。2003年にBuffaloのState University of New Yorkのホールでこのトリオを聴いて感動したのだが、ひょっとしたら、その感動があったから、もうCDとかいらんわー、と思っていたのかも。この夏に「パット・メセニーを聴け!」を読んでいるうちに、そういえばこれらのアルバム、絶対にクオリティ高いはずだし、聴かないという選択肢はないやろ、俺は今まで何しとったんじゃと気づいて聴き始めた次第。
“Day Trip / Pat Metheny Trio” の続きを読む