Paul Desmond “Bossa Antigua”

リズムチェンジのような2拍ずつコードが進行するような曲では、譜面にかじりついて全てのコードに対してコードトーンとかスケールを意識したアドリブをしなくてはいけないような気になってしまいがちで、そういう演奏は後で聴いてみるとひたすら8分音符で無機質なノートがつながっただけの意味不明な音楽で、自己嫌悪に陥る。ということを長らく繰り返している。なので、先週末のバンド練習では、もっと大きく歌うようなアドリブを意識してみたのだが、今度は逆にロングトーンがつながっているだけの音楽になっていて、盛り上がることなくソロが終わってしまっている。

特にThe Night Has A Thousand Eyes。いわゆる「夜千」。コード進行が忙しくない感じの曲だけに、アドリブソロもダラーっとなりがち。

どないしたらええねん?

ボッサ・アンティグア
「夜千」を含むアルバム。サックスに寄り添うようなJim Hallのギター。ソロはリズミックなアイデアにメロディーを載せて、やはり最高。

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