Chick Coreaの訃報。信じられん。まだまだ元気に活躍していてすごいなって思っていたのに。享年79って、若すぎるではないか。
約20年前、初めてTSUTAYAで借りたジャズのCDが、実はReturn To Foreverだった。TSUTAYAの充実したジャズコーナーで、ずらっと並んだCDの中から何を選んでよいのかわからず、長時間悩んだ末にこれを借りたのだった。帰宅して早速聴いてみたら、冒頭から、なんか想像してたのと違う(笑)。全く違う。しかし、すぐにこの音楽にハマってしまい、結局は自分でCDも購入するに至った。
個人的には、ライヴでChick Coreaの演奏を聴いたのは、これまた約20年前、Blue Note OsakaでのThe Chick Corea New Trioの公演だった。間近で聴くChick Coreaという巨匠の演奏もすごかったし、ピアノトリオという編成での三位一体の音楽に触れて「おぉ、これがジャズか!」と感激したのを思い出す。ジャズのライヴを聴くのはこの時が初めてだったので、そういう意味での緊張と興奮も忘れられない。この時のChick Coreaはなかなかの体格で、最近の痩せた姿とは全く異なる印象だった。
ジャズを聴き始めた頃(まだジャズギターを弾き始めてもいなかった頃)に出会ったChick Coreaの音楽。これからもずっと聴き続けるだろう。