テナーサックス+アコースティックギター+エレクトリックギターというユニークな編成のトリオ”zephyr”のアルバムが発表された。我が師匠・田口悌治氏はアコースティックギターを担当。
zephyrは「ゼファー」と読み、ギリシア神話の西風神の名、そこから転じて西風を意味する言葉らしい。
Amazonで予約して入手、早速聴いてみた。編成がユニークなだけあって、サウンドもユニーク。zephyrという名からイメージできる、風のような心地よい響き。メンバー全員、ジャズミュージシャンではあるが、これはもう、ジャズというジャンルに全くとらわれない、自由な音楽だ。高度な技術をひけらかすことなく(やっていることはもちろん、高度なことだと思うが)、リラックスして聴かせる音楽。ヒーリングミュージックのようで、そんな軽いものでもない。不思議な魅力を感じる。
現在、このzephyrのアルバムリリースライブのツアーが進行中。←ポスターでは全員、ちょっと怖い顔つきをされているが、心優しいミュージシャンばかり(のはず)!関西は5/16(木)和歌山Desafinadoと5/19(日)京都RAG。関西の音楽ファンは、是非参加!