坂本龍一の「音楽は自由にする」を読んだ。坂本龍一が、幼少から現在(2007~2009頃)までを振り返る自伝的なエッセイ。
正直なところ、今まで坂本龍一の音楽にはそれほど興味はなかった。YMOは、中学生の頃に流行ったから耳にする機会はあったが、特段興味を持ったりすることはなかった。最近、NHKの「スコラ 音楽の学校」を見たりしてたのだが、それでも坂本龍一の音楽には興味なかった次第。
しかしこの本は、とても面白かった。ドビュッシーに感動してのめりこんだ少年時代の話に始まり、いつの間にかのプロとしての活動開始、高橋幸宏や細野晴臣との出会い、映画音楽の活動、YMO再開、などなど、音楽を軸とした人生が綴られている。やっぱり、この人も音楽が好きでたまらんのだなぁと感じながら、気持ちよく読み終えた。
坂本龍一のCD、買って聴いてみようかな。